「間違いの喜劇」(この「違」はほんとは反転文字。できません) メルパルクホール

teru10162006-03-05

13時〜 11550円 久光カルチャースペシャ
蜷川演出、たぶん初めて観る。雑誌等でとても小栗旬が評価されてたので、楽しみにしてきた。・・・・と悪くはなかった。華があって、軽妙で、起用な感じ。喜劇なのに、かっこよすぎな気がしたけど。私もミーハーなのだが、ミーハーな観客が多かったよ(-_-;演出でおー!と思ったのが、登場が客席後ろから、そして場面場面の出入りも観客席の横や後ろ。つまりしょっちゅう客席に下りてきてたってこと。これはファンサービス??小栗くんは主役のアンティフィラス(二役)だったのだが、髪型とマントの色で区別をつける。この早替わりを客席通路で一度やった。お〜〜〜〜。あとラストにペア3組がキスするのだが。。。言っていいのかな〜?サンチャさん(^^;;(誰?)あと名古屋の公演が残ってるが、きっと名古屋の方は観まい!これぞニナガワ!!すべて男性キャストで女役もすべて男性。まあ、キスするだけでもひくと思うのだが、キスのあと、相互の口の間に赤い糸?!離れると伸びていくから最初から口に含んでいたものか?妖しげに赤い糸を互いにひっぱりながら踊るペア3組。興奮ものでした。あとすごく気に入った役者がルシアーナ役(女)をやった月川悠貴、声も高く、ほんとにきれいだった!(胸はなかったが)
総合的に観て、役者のきれい度、演出の奇抜さやファンサービスなど考え、○かな。シェイクスピアでは、台詞が詩のようで、これが売りとは思うのだが、その部分が小栗くんではまだなのかな〜と思う。ベテランの吉田鋼太郎、イジーオン役で見事な台詞を聞かせてもらった。もうちょっと安くなると◎なのだが(^^;;

「豚とオートバイ」 ぽんプラザホール

18時〜 1000円 HIROBAプロジェクト
いよいよ、千秋楽!メルパルクから移動して、まず、昼公演のあとのアフタートークを鑑賞。作者のイ・マニさんが出る予定だったが、昨日空港で強制送還されたらしい。パスポートの不備だったらしい。結構、外国人には厳しいよね。。。というわけで、翻訳の熊谷さんと演出の小松さん、演出補助の山田えりかさんの三人で実施。熊谷さんの韓国話題がおもしろくて聞きはまってた!韓国ではこの「豚とオートバイ」は二人芝居らしい。男とその他8人で。。。それもすごくおもしろそうだ!そんなかんなで夜公演が開場。ちょっと手伝いなどして、最初から見せていただく。うん!やっぱりいいな!最初と最後、途中でもかかる音楽。妙になつかしい感じだ。役者さんたちも昨日よりも進化してるみたい!じーんときて、幸せな感じにひたる。内容は幸せなんかじゃないんだけど(^^;;終了後、ありがたくも打ち上げに誘っていただいたが、ご辞退してミヤゾノさんとうちわの打ち上げ(笑)今日の感想やあれこれ演劇の話をして、またもや幸せになる(*^-^)
「豚とオートバイ」の関係者のみなさん、お疲れさまでした!そして観客のみなさま、ありがとうございました!(^^)v
写真はやっと笑顔を見せてくれた制作のナギノさん。韓国戯曲集に書いていただいた、小松先生と熊谷さんのサイン。