「新宿八犬伝 第五巻−犬街の夜−」 西鉄ホール 

teru10162010-10-15

19時〜 2000円(ペア) 2010福岡舞台芸術シリーズ 作・演出 川村毅 
広田レオナ手塚とおる小林勝也などなどそうそうたる出演者と一緒に福岡オーディションによる選抜者たちが大勢出演した作品。 それをこの値段で提供していただくうれしさ。 しかも学生500円だったのですよ? 大学高校演劇部の人たちはみんな観たよね? 元となってる南総里見八犬伝博多座で見ていたけどあのときは3階席から見たので、新宿のほうがかなり迫力あり。 話の膨らませ方がすごくて、個性の強い多彩な出演者をそれぞれに引き立てる演出で3時間近くの公演もあっと言う間だった。 八犬士も独特でおもしろかったのだが、人間を憎む犬士とそれではいけないとする犬士がいる設定は良かった。 犬士以外で一番引き込まれたのはやはり、手塚とおるさん。 普通の人だけど、出ているオーラが違う。 「狭き門より入れ」で初めて舞台を観た。 声が思った以上に高い人だなと、恐い感じだなと。 今回の衣装もそうだったけど、なんかね・・・・違う・・・ 全然違う! 舌を赤く塗ってた? 犬の設定ではないのに、噛むんです。 「闇だまり光」 あ、イヌだったか「カルマ」 いや・・やっぱり違うような・・ もうわからなくてもいい(自滅) 次に印象に残ったのは期待に反して猫飼(有薗芳記)こういう髪型されるといやおうなく食いつきますね。 なんだかこうもりみたいなやつだったけど、妙に記憶に残る。 もちろん広田レオナさんはいるだけですごい、しゃべるとまたすごい。 最後までめがね(サングラス)をかけていたのでよく素顔が見えなかったけど、メジャーな役者さんはまず容姿で観客をひきつける。 スレンダーな肢体と童女のような声。 小顔以上の小顔。 年齢不詳なとこがいい。 こういう役者さんは素で見たくないんです(^^;  え?へん? ほんとは舞台の役者さんって私たちにとっては憧れなのだ、でも役者さんだって人間なのだ、そこんとこ最近実感してきて、役者さんの素も若干覗けるようになってw これはこれで楽しいかなって(*^-^*)  仕事は特殊かもしれないけど同じ人間だもん、考えていることや望んでいることは近いに違いない。 でも!!手塚とおるさんと話せたら血管切れるかもしれない・・・ 他の役者さんも一人づつ列記したいけど、体力なくてごめんなさい。 福岡メンバー、知ってるのは小塩さん、峰尾さん、コガキョさん、五味さん、中村さん、猛者さんだけでほんとに申し訳ない。 どんだけ福岡の舞台見てきたのか恥ずかしい! 他の方もチェックします! 全然違和感なくプリンシパルメンバーと絡んでいてスゴイと思った。 終演後はオフ会を企画していたのでばたばた帰って、川村さんを拝見できなかったのが残念。 できたらカーテンコールに出てきていただきたかったな〜  オフ会には偶然だが、出演者の一人、丸山厚人さんに来ていただいて、公演のことなどがいろいろ聞けてとても嬉しかった。 各地を回ってこられたそうだけど、福岡キャストはレベル高かったということ。 特にコガキョさんを絶賛されてた、ありがとうございます、感動〜(*^^*)  地方ツアーを演る方々はそこそこを褒めるものだけど、本当にそこそこのいいところをとらえてくれて有難い。 これもまた演劇人の才覚だね! いろんなところで愛される演劇人になってください(ハート)