「リメンバー・ミー」 映画 

teru10162018-03-26


1100円  

最初に同時上映「アナと雪の女王 家族の思い出」その後のアナとエルサのお話し。
20分ほどの短編だったけど、懐かしい記憶が甦ってきた。
そしてオラフやスヴェンがアナたちのために家族の思い出を作ろうと努力する様子が泣ける。
上手く作ってあったな〜 歌も良かった。恋の話しがなかったのは残念だけど。

そして「リメンバー・ミー
ミュージシャンを夢見るミゲルは家族の反対を押し切って、音楽のコンクールに出るために、
伝説のミュージシャン、デラクレスのギターをこっそり盗もうとした。
その瞬間、死者の国に迷い込んでしまったミゲルは陽気なガイコツ、ヘクターと出会う。
元の世界に戻ろうとするミゲルだが。。。。

スクリーンの情景はとてもきれいだった。
現実の世界も、死者の国もきれいで、温かくて、死は怖いものじゃないと思わせてくれる。
生きている家族に忘れられると2度目の死を迎えてしまう。という部分はちょっとびびったけど。
映画だから起承転結がないとね。
ラクレスやヘクターとのつながりや、両親、うるさいばあちゃん、ひいばあちゃんのママ・ココ、おじさん、おばさんなどなど、
ちょっとややこしい親戚関係だったけど、写真を飾って死者の霊を弔うことは、
日本のお彼岸やお盆のように祖先を敬うとてもいい関係だと思った。
逆に音楽禁止!のような厳しい家族だけの掟もあるのだけどね。

それにしてもまさかのドンデン返しに驚いた。
ラクレスの黒い部分を見て、いやだなあと思ったので、あの展開にはほっとした。
そしてハッピーエンドに終わって良かった。
ミゲルはとてもいい子だ。ママ・ココがちょっと惚けていて妙なことを言っても優しく話し掛ける。
ペットのダンテともまるで兄弟のように寄り添う。ダンテはすごい犬に変身しちゃったよね〜!
アニメは夢が広がっていく。優しい心を育てる。愛は過去から未来に繋がっていく。

タイトルの「リメンバー・ミー」の歌も良かった。
吹き替え版を観たのだけど、絶対ミゲルは女の子だと思ってたら違った。
13歳の天才少年、石橋陽彩(ひいろ)くん。こちらがまた可愛いんだ!
他にも、松雪泰子さん、藤木直人さん、橋本さとしさんなどなど豪華な顔ぶれ。
シシド・カフカさんってメキシコ産まれだったのね〜

とても楽しく笑って泣いて、ステキな映画でした♪

監督:リー・アンクリッチ 共同監督:エイドリアン・モリー
製作:ダーラ・K・アンダーソン

製作総指揮:ジョン・ラセター 音楽:マイケル・ジアッキーノ
歌曲:ロバート&クリステン・アンダーソン・ロペス

日本版エンドソング♪「リメンバー・ミー」(シシド・カフカfeat.東京スカパラダイスオーケストラ