「ワンダー 君は太陽」 映画 

teru10162018-07-09


1100円  

原作    R・J・パラシオ
監督・脚本 スティーブン・チョボウスキー

ごく普通の10歳の少年オギーは、生まれつきの障がいにより、人とは違う顔をもっていた。
幼い頃からずっと母イザベルと自宅学習をしてきた彼は、小学5年生になって初めて学校へ通うことに。
はじめのうちは同級生たちからじろじろ眺められたり避けられたりするオギーだったが、
オギーの行動によって同級生たちは少しずつ変わっていく。(映画紹介サイトより)

スターウォーズのチューイが友情出演w 他にも何人か出演のようだったけど、詳しくないのでわからない。

一人一人にスポットをあててその人自身に回想させる演出。
どこかで見たことあったな〜〜 自身の思いと回りからの見かたのギャップが面白い。
人間味あふれる登場人物がほとんどで心が温かくなる、ほのぼのする。
ミランダやジュリアン、悪役っぽいイメージで登場するけれど、彼らもまた悲しみを持っていたのがよくわかった。
ジュリアンの両親のように、最後まで相容れない人もいたけれど、偏った愛情を持った人間もいるのが現実だ。

オギーの顔はそこまで醜いと思わない。でも、ちょっと人と違うってところが特別視してしまうのだろう。
彼の優秀な成績や、ウイットに富んだ会話は両親のなせる技だろう。話術は遺伝と環境によるものだと思う。
ヴィアもとても素敵だ。ひねくれてもおかしくない環境だったのにこの心根の優しさはどうだ。
ストーリーはよくありがちな感じではあったけど、それでも泣かされた。
世の中の多くの学校や先生や生徒がこうであって欲しいと思わせる作品だった。

母親役のジュリア・ロバーツが圧巻。めちゃくちゃかっこいい。
父親役のオーウェン・ウィルソンもすごく面白かった。

オギーの大好きなハロウィンでの仮面や宇宙飛行士のヘルメット、
これらがあったから大きな助けになったし、ちゃんと離れられた。
いつか庇護から巣立っていく子どものようなイメージ。
誰にでも共感できる素敵な小道具だった。

いい映画だった。。

イザベル     ジュリア・ロバーツ
オギー      ジェイコブ・トレンブレイ
ネート      オーウェン・ウィルソン
トゥシュマン先生 マンディ・パティンキン
ブラウン先生   ダビード・ディグス
ヴィア      イザベラ・ビドビッチ
ミランダ     ダニエル・ローズ・ラッセ
ジャスティン   ナジ・ジーター
ジャック     ノア・ジュプ
サマー      ミリー・デイビス
ジュリアン    ブライス・ガイザー
シャーロット   エル・マッキノン