「解ってたまるか!」 福岡市立中央市民センター

18時半〜 演劇の映像を観る会

作:福田恆存 
演出:浅利慶太 2007年、138分
1968年に起こったライフル魔事件を題材に、福田恆存劇団四季のために書き下ろした爆笑喜劇で、初演は1968年。
今回見る映像は2007年の自由劇場での再演版で、主演は加藤敬二
アメリカ大使館近くのホテルに、銃を持った男が宿泊客を人質に取って立て篭もる。
警視庁はすぐさま犯人の説得を試みるが…。(紹介文より)

初演は1968年だったんだ。2007年でも10年以上前だけど。
加藤さんの若いこと!! 四季の劇団員で見知った人も数名いた。
みんな若いわ。 そしてセリフはやはり四季らしくすばらしい滑舌。
警察官なんて本当に警察官のようだった。 
コメディ仕立てで、人質もユニークだし、村木(犯人)も言ってることがちぐはぐなことも。
笑いながら、真実を見据えていく感じだったのかな。 当時は批判されなかったのかしらん。。

人質立てこもりと言えば、私は中学校のときにTVで生中継されていた浅間山荘事件が記憶に鮮やかだ。
なんだか試験前だったような気がするけれど、気になって勉強なんかできなかったよ。
生々しかったなぁ〜 その後、犯人たちの背景などがいろんな雑誌や本で紹介されていたのを読んだけど、
あまり理解できるものではなかったな。思春期にこういう事件が起きるとなんだかヤバイよね。

次回は11月21日、バレエ「オルフェオとエウリディーチェ」博多市民センター 19時から