9時~ 1100円
監督 新海誠
高校1年生の夏に離島から家出し、東京にやってきた帆高。
しかし彼の生活はすぐに困窮し、孤独な日々の果てにようやく見つけた仕事は、
怪しげなオカルト雑誌のライター業だった。
連日雨が降り続ける中、帆高は都会の片隅でひとりの不思議な少女・陽菜と出会う。
(映画紹介サイトより)
「君の名は。」が世界的ヒットとなった新海誠監督の作品。
あれだけ評判が高いと新作の作るのにもプレッシャーがかかるだろうな。
私は「君の名は。」は面白かったけれど、あんなに万人受けするとは思わなかった。
どっちかというとオタク系の若い人向けかな~と。
今回も若者なら、きゃっきゃっと言いそうな描写がたくさんで、
映像的にとてもきれいで楽しめた。
実際、いろんなスポンサーCMにも動画出演していて、新しいなという感じ。
ストーリーは普通、かな? 家出したり、世間から逃げている部分が、
そこまでするかな~という大人目線で観てしまったかもしれない。
須賀はずるいけど’本当は人のいい大人’でという役でほっとした。
夏美も同じかな、就活に苦労している部分は気の毒だったけど。
今の世の中、仕事ができるからって就職できるわけではないんだね。
警察官の高井と安井、ネーミングが。。w 〇山質店かって。
ラストは良かったなぁというハッピーエンドだけど、
予定調和だな~という気がしないでもない。
ただ、エンドロールを観ていて、
前日に起ったアニメ会社への放火事件を思い出した。
この作品にはその会社は関わっていなかったようだけど、
これだけたくさんの人が関わった作品なんだと改めて思ったことと、
どうやら事件の原因のひとつである、著作権の問題はアニメ界だけでなく、
いろんな芸術の分野や企業でも起こりうることなんだなと、
その影響の大きさを思った。今後の捜査の展開を待ちたい。
キャスト(声の出演)
森嶋帆高 醍醐虎汰朗
天野陽菜 森七菜
夏美 本田翼
天野凪 吉柳咲良
安井 平泉成
高井 梶裕貴
冨美 倍賞千恵子
須賀圭介 小栗旬
他