「同胞(はらから)」 福岡市立博多市民センター

2020年1月15日(水)

19時~ 演劇の映像を観る会

監督:山田洋次 1975年 127分
岩手県のとある農村を舞台に、東京の劇団のミュージカルを公演しようとする
青年団の活動を描く。
実際に起きた話を元にしており、モデルとなった劇団「統一劇場」が
公演シーンを演じている。
そこで上演されているミュージカル「ふるさと」 は、のちに
ふるさときゃらばんを創立する石塚克彦の作・演出で、
その主題歌「ふるさと」 は映画の主題歌にもなっている。
(薙野さんのレジュメより)

松尾村で青年会会長を務める高志(寺尾聰)の下へ、
統一劇場の公演準備部員・秀子(倍賞千恵子)が訪ねてきて
ミュージカルの公演開催を打診される。
気弱な高志だったが、何度も会合を開き公演実施に踏み切る。
数々の難題を乗り越えて公演当日、そしてその後。。。。

以前、少し見たことがあって内容を記憶していた。
ちょうど自分の若いころの時代背景とかぶっていて、
服装や娯楽施設などがとても懐かしかった。
今でも青年団ってあるのかな? 忙しい仕事の合間に若い男女が
集まっていろんなことをやったり議論したり当時の活気がよみがえる。
もちろん、都会にあこがれる青年たちも多くて、そのあたりの葛藤も
カラー放送の初期ってこんな色あいだったなと懐かしい。
連ドラとかで70年代の話をみると、
服装や髪型は正解でも色がきれいすぎて不自然。しょうがないけど。


映像を観る会ではその場で観る以外にいろんな演劇の映像作品を教えてもらえます。
奇数月の第3水曜日に開催。

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