「ピタゴラスのドレス」 ぽんプラザホール

2020年2月29日(土)

19時~ 共通チケット  DOORプロデュース

作・演出 虎本剛(ステージタイガー)

夏川幸子(42)は、交際していた16歳年下の乙部翔太(26)との結婚を目前に
姿を消し、実家の兄が経営する民宿「なつかわ」に逃げ込んでいた。
同郷の友人達と過ごしていると・・・居場所を突き止めた翔太がやってきてしまう。
「戻ってきてください。あなたに割り切れない思いがあるなら、
僕がわりきってみせます。それまで帰らない」と息巻き、宿泊し続けることに。
そんな翔太に「ピタゴラス」とあだ名をつけ、困惑する皆。
その上、翔太を追いかけて翔太の姉もやってきてしまう。
幸子が逃げ出した本当の理由は?結婚はどうなってしまうのか?
これからの人生に迷う幸子と取り巻く人々の物語を通して、
オトナ女性の「幸せの在り方」を問う作品。
(ちらしトより)

面白かった!! ちょっと体調的にすぐれない時期だったので、
なんとか楽しい芝居であるよう祈ってた。
いや~久々のあたりである!こんなお芝居大好き!!

役者さんの一言一言がはまる、特にうえださん。なんだこのわざとらしさは?
これが演技なら本当にすごいわ~ 主役を食ってしまっている。

脚本はありがちな年の差婚とか、後継ぎ問題とか、不妊問題とか
結構、重い問題をたくさん詰め込んでいたけれど、役者さんのうまさと
笑いの演出で実に楽しい作品に仕上がっていた。
ラストもハッピーエンドでにこにこの満足。

世の中、うまくいかないことは多いけれど、なんとかなるもんだ。
私は順調なほうだと思うけど、折れそうなときも考え方次第で変わることを学んだ。
そして実践してきた。
ちょっと今停滞気味だけど、生きている限り頑張ろう。
そうしたら、こんな素敵な舞台にも巡り合えるさ。

ありがとうございます、DOORプロデュースさん。
素敵な役者さんをたくさん知ることができたし、
関西に行ったときはチェックしたいと思う。
前説のプロデューサーの河口円さん、素敵な方だった。

キャスト
木小川十紀子(遊気舎)
飯嶋松之助(KING&HEAVY)
是常祐美(シバイシマイ)
うえだひろし(リリパットアーミーⅡ)
澤井里依(舞夢プロ/EVKK)
大江雅子
早川丈二(MousePiece-ree)

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