「仮面の聲 -横浜ボートシアター仮面劇集-」福岡市赤煉瓦文化館

2020年6月17日(水)

19時~ 演劇書を読む会

遠藤啄郎著

「仮面の聲 -横浜ボートシアター仮面劇集-」
(遠藤啄郎著、1988年、新宿書房、2,500円(税別)<絶版>)

前回の映像を観る会で、ボートシアターの「小栗判官・照手姫」を観た。
その特異な形相による芝居はとても心に残った。
そのボートシアターにも在籍されたことがある、日田市在住の樋口友治氏から
数々のおもしろいお話を伺った。

最近は読書会というより、談話会のようになっているけれど、
そのほうがメンバーも集まりやすいのでこれはこれでいいのかなと思う。
本は読んでみたいけれど、絶版ということなので古本か借りるしかないな。
コロナウィルス流行でここ赤煉瓦文化館も閉まってしたけれど、
感染対策を徹底しての再開となった。

◎樋口氏のプロフィール
1963年生まれ。大分県日田市出身。大分県立日田高校卒、
日本大学演劇学科中退、青年座研究所
劇団蒼生舎入団、退団後横浜ボートシアター入団(88-94年)、
退団後道楽座立ち上げ。
俳優としては、NHK連続ドラマや大河ドラマに出演。
舞台では、ニューヨーク演劇祭「小栗判官・照手姫」、
シアターコクーン「バリ島版夏の夜の夢」など多数出演。
この間舞台監督および制作、照明スタッフも兼任。
1999年より舞台スタッフを専業。
舞台監督として、帝国劇場や海外バレエなどの全国ツアーなど多数。
演出部として、日生劇場梅田芸術劇場、青山劇場、ルテアトル銀座、
東京芸術劇場の舞台や、海外オペラの全国ツアーなど多数。
ツアースタッフとして、NHKホール、オーチャードホールなどでの、
海外オペラの公演など多数。
舞台スタッフとして、歌舞伎座新橋演舞場国立劇場新国立劇場 など多数。
2007年より日田市民会館パトリア日田専任舞台監督
2018年、国民文化祭障がい者芸術文化祭のプログラム、
舞台演劇「島ひきおに」の演出、構成、舞台美術、舞台監督を担当。
2019年より柳川市民文化会館専属舞台監督としてホール立ち上げ業務遂行中。
(薙野さんレジュメより)

驚く経歴の方だった。。。改めて、薙野さんの交友の広さにびっくりする。
しかも、物腰柔らかく親しみやすい話し方や表情で、とても心地よかった。
日大は舞台美術に魅せられて専攻されたということで、
役者もされたことはあったようだけど、
いろんなところをいろんな仕事で渡り歩いて、
現在はで舞台監督として活躍されているようだ。
ミュージカル押しの私としては東宝での話が一番楽しくて、
ここでは書けない、いろんなことをお聞きしてうきうき♪
すごいな~すごいな~~

それからご趣味の鉄道模型の話とか本物の作品を見せていただき、
その精巧さとリアルさに驚いたのなんのって。。。
一部屋、模型用に借りていらっしゃるようで、こちらもまたすごい!

コロナの影響で、お仕事も大変なようだけど、演劇関係の人って
豊かだな、と今更ながら思う。 気持ちね。

f:id:teru1016:20200619085608j:plain