「外の道」 北九州芸術劇場中劇場

2021年7月11日(日)

14時~ 6000円  イキウメ

作・演出 前川知大

同級生の寺泊満と山鳥芽衣は、偶然同じ町に住んでいることを知り、二十数年ぶりの再会を果たす。
しかし二人には盛り上がるような思い出もなかった。
語り合ううちに、お互いに奇妙な問題を抱えていることが分かってくる。
寺泊はある手品師との出会いによって、世界の見え方が変わり、妻が別人のように思えてくる。
新しい目を手に入れたと自負する寺泊は、仕事でも逸脱を繰り返すようになる。
芽衣は品名に「無」と書かれた荷物を受け取ったことで日常が一変する。
無は光の届かない闇として物理的に芽衣の生活を侵食し、芽衣の過去を改変していく。
二人にとって、この世界は秩序を失いつつあった…。
(公式サイトより)

久しぶりの北九州、久しぶりのイキウメだ。
公演間近にとったので、2階席だったけど、中央2列目でよく見えた。
舞台はイキウメらしい、荘厳な感じのする舞台作り。
イキウメの作品のあらすじは追っているうちによくわからなくなってくる。
出演者はごく普通の日常を表現した人ばかりなのだけど。
自分自身の想像力が以前よりなくなってきたのかもしれないな。
とにかくあまり勉強することをしなくなってきている。
「無」と書かれた荷物に関しては、何を表現しているのかつかめない。
不条理といえば言えなくもないのかな。
でも、よく見知っている役者さんたちは相変わらずキレキレでいいな~と思う。
わからないなりにいつも観たいと思うものを提供してくれる。
時々、福岡まできてくれるのでそのときは見逃さないようにしたいと思う。
DVDでなく生の舞台を観たい。

とはいえ、カウンターに置いてあった「イキウメの金輪町コレクション」
のパンフレット。すっごく面白そう。。。DVD買わなかったけど、
帰ってみるとますます観たくなった。買おうかな。。。

舞台とは関係ないが、いつも利用していた、博多-小倉の新幹線の割引きっぷ、
よかよかきっぷが前日までに予約しなければならなくなっていた。
残念だったけど、チケットショップで通常よりは安く買えたのでよしとしよう。


小倉はあまり変わっていなかった。ような気がするが。。。
存続することになったA級小倉劇場の前も通ってみた。
結局入ることはできなかった。やりたいと思ってもやれない、私の人生なんだな。

キャスト
浜田信也 安井順平 盛 隆二 森下 創 大窪人衛 /
池谷のぶえ 薬丸 翔 豊田エリー 清水 緑

f:id:teru1016:20210802102924j:plain