「ラ・カージュ・オ・フォール」 博多座

2022年4月25日(月)

12時~  14500円  製作 東宝

作詞・作曲:ジェリー・ハーマン
脚本:ハーヴェイ・ファイアスタイン
原作:ジャン・ポワレ
翻訳:丹野郁弓
訳詞:岩谷時子・滝弘太郎・青井陽治
演出:山田和也

イクラブ「ラ・カージュ・オ・フォール」のオーナーの
ジョルジュ(鹿賀丈史)と、看板スターの“ザザ”ことアルバン(市村正親
は20年間同棲し、事実上の夫婦として生活してきた。
ジョルジュの24歳の息子、ジャン・ミッシェル(内海啓貴)が結婚したい
相手アンヌ(小南満佑子)とその両親ダンドン議員夫妻(今井清隆森公美子
が家に挨拶にくることになり。。。。。

何度か福岡に来ていた公演だったけど、初めての観劇。
実に面白かった! ストーリーは平凡ではあったけど、笑えて泣ける
ファミリーミュージカルだった。
ゲイのカップルがクラブを経営するのはいかにもありそうな話だ。
二人とも可愛くて、素敵で、ちょっと倦怠期ではあるけれど、いいな~と
心から思う。最初、ジャンがアルバンを隠そうとするところはとムッとした
けれど、自分も同じ立場になればそうしたかなと。
それでもジャンのためにふるまったアルバンは母親の鏡だ。
結局は出てこなかったジャンの産みの母親よりはるかに母性がある。
市村さんの作品はいろいろ観たけれど、映画でも一度こういう役を
したのを思い出した。コメディやシリアス、全ての役で愛があるんだな。
鹿賀さんは市村さんとの共演が多い気がする?けれど、実に独特の味がある。
とにかくかっこいい♪
ジャクリーヌ(香寿たつき)の役どころも重要、男前!
小南アンヌはとてもキュートだった。歌も上手いし、これからが楽しみだ。
ダンドン夫婦は超ベテランの2人。森くみさんはますます胸が豊満に???
いいお席でみたので、十分に役者の顔も堪能した。

秋には博多座ミス・サイゴンがくる。市村さん、待ってるよ~

キャスト
ジョルジュ   鹿賀丈史
アルバン(ザザ)市村正親
ジャン・ミッシェル   内海啓貴
アンヌ     小南満佑子
ハンナ     真島茂樹
ジャクリーヌ  香寿たつき
ダンドン議員  今井清隆
ダンドン婦人  森公美子