「母との食卓」福岡市赤煉瓦文化館

2022年6月16日(木)

19時~ 演劇書を読む会

大竹しのぶ

「演劇書を読む会」第78回 大竹しのぶ「母との食卓」
―今回は、原千波さんから、ミュージカルについてのお話を聞きます―

1991年、劇団ティンカーベル設立。主宰者として、脚本・作詞・演出を担当。
教育と演劇を融合させた芸術教育を研究、実践してきた。
2002年からは各地で子どものためのミュージカルや自己表現の
ワークショップを展開している。
さらに2018年、夫のあとを継いで原建設(株)社長に就任。
また、芸術教育を取り入れた保育事業にも取り組み、2019年から2か所の
ティンカーベル保育園を開園して、園長を務めている。(薙野さんのレジュメより)

劇団ティンカーベルはかなり昔に一度観たことがあると思う。
そのときはミュージカルをこどもたちがやっているというイメージだった。
原さんのお話をずっと聞いて、質問や意見を交わし合う。
トークショーのようでそれなりにとても楽しかった。
タイトルの本は原さんのおすすめの本だということ。読んでみたいね。
今回は読書会ではなかったけれど、こういうのもいいかなと思う。
なにより参加者が増える。全員で8名だった。
エンタメの現場の方のお話を聞けるのはすごく面白い。
私にとっては舞台裏を観るようなものだ。

原さんの娘さん(原朋美さん)も参加していただいていた。
学生さんだけど、劇団の重要な役割を千波さんから引き継いでいる頼もしい若者だ。
作品のいくつかを画面で見せていただいた。
こどもたちは本当に一生懸命だ。
そして彼らを指導する原さんたちは愛情にあふれている。
私の大好きなミュージカルと子供たちをこよなく愛していることがわかった。。

原さんの熱意を十分に聞くことができた会となった。
機会があればまたティンカーベルの舞台を観にいきたいね。