2024年9月18日(水)
19時~ 演劇の映像を観る会
水戸芸術館公演「さんせう太夫」、1993年、作・演出: 長谷川裕久、1時間08分)
水戸芸術館の「日本の悲劇シリーズ―1」として、
鈴木忠志演出「イワーノフ決定版」とともに、
1993年に水戸芸術館ACM劇場で上演された舞台。
出演は、藤井智美、小野寺智子、久保庭尚子、矢口まみ、中村優子 ほかの、
水戸芸術館専属劇団ACMのメンバー。
(薙野さんのレジュメより)
「山椒大夫」と聞いて、子どものころに読んだ絵本の「安寿と厨子王」
を思い出した。姉弟とか兄妹の話は意外に記憶に残っている。
「ヘンゼルとグレーテル」や「チルチル、ミチル」とか、なぜだろうね?
こどもだったからこどもに思い入れしたのだろうか、そういえば、
「小公子」「小公女」も繰り返し読んだ記憶がある。
劇団ACMは鈴木式メソッドを習得したメンバーで水戸芸術館ACM劇場専属の
劇団らしい。劇団四季と形態が似ているものかな?と思った。
短い上演時間ではあったけど、すごく濃厚で迫力のある舞台だった。
特に、安寿役はその顔つきがまるで鬼のように全てを射抜く感じで、
厨子王に対しても優しいのだけど言葉は厳しくて、絵本の安寿とは全く
イメージが違っていた。
おそらく(はっきりとはわからないけれど)全員女性が演じていたのかな、
だからどうだ、と言われれば何も問題ないのだけど。
けっこう、えぐいシーン(焼きごてとか)などがあったけれど、
全体的に面白く観れた。実際に水戸で観劇してみたいな~~
演劇の映像を観る会は、奇数月の第3水曜日に開催しています。