ワーク

「俳優と劇場の倫理」福岡市赤煉瓦文化館

2024年4月18日(木) 19時~ 演劇書を読む会 スタニスラフスキー著 <佐藤順一氏 プロフィール>1955年大分県生まれ。舞台をこよなく愛する役者であり、その鋭い着眼点と感性による演出は高く評価されている。深みのある声と演技で、ドラマや番組、CM、ナレ…

「極付 国定忠治」 福岡市立博多市民センター

2024年3月21日(木) 19時~ 演劇の映像を観る会 新国劇「極付 国定忠治」 (作:行友李風、1980年、1時間25分)「赤城の山も今宵を限り」― 昭和期に圧倒的な人気を博した大衆劇団「新国劇」の代表作。出演国定忠治 :辰巳柳太郎 川田屋惣次:島田正吾 山形屋藤造…

「ふり蛙―新国劇70年あれこれ」福岡市赤煉瓦文化館

2024年2月15日(木) 19時~ 演劇書を読む会 島田正吾著 1987年秋、ひとつの劇団が70年の歴史の幕を閉じた。義理と人情、迫力ある殺陣、男っぽさを売り物に、一時代を画した劇団「新国劇」である。19歳で入団以来、創始者・沢田正二郎亡きあと、盟友・辰巳柳太郎…

「金翅雀の群れ」 福岡市立早良市民センター

2024年1月18日(木) 19時~ 演劇の映像を観る会 鐘下辰男作「金翅雀(ひわ)の群れ」、スタジオ演劇、1999年、演出:松本美彦、1時間45分)舞台劇をスタジオで実演して収録した「スタジオ演劇」。リストラが人の心をむしばんでいく様を描く濃密な舞台劇。出演:永…

「ドラマを解剖する」福岡市赤煉瓦文化館

2023年12月21日(木) 19時~ 演劇書を読む会 マーティン・エスリン著 批評家・ジャーナリスト・学者としても名高い著者がBBCの演劇プロデューサーとして活躍していたころの体験をもとに著した演劇論入門書。演劇とは何か、コミュニケーションの一媒体と…

「青い鳥」福岡市赤煉瓦文化館

2023年10月19日(木) 19時~ 演劇書を読む会 メーテルリンク著 ・メーテルリンク「青い鳥」(1908年、堀口大学訳、新潮文庫)幸福の青い鳥はどこだろう? クリスマスの前夜、妖女に言いつかって青い鳥を探しに出た兄妹、チルチルとミチルの夢と冒険の物語。1…

「令嬢ジュリー」 福岡市立中央市民センター

2023年9月21日(木) 18時半~ 演劇の映像を観る会 無名塾「令嬢ジュリー」、1991年、作:ストリンドベリ 演出:隆巴、2時間13分登場人物は、伯爵令嬢のジュリーと下男のジャン、そしてジャンの許嫁で料理女のクリスティン。スウェーデンの伯爵令嬢であるジュリ…

ルソー「演劇について」+ディドロ「ダランベール夢」福岡市赤煉瓦文化館

2023年8月17日(木) 19時~ 演劇書を読む会 ルソー ディドロ 著 ・ルソー「演劇について ダランベールへの手紙」(1758年、今野一雄訳)・ディドロ「ダランベールの夢 他四編」(1769年、新村猛訳)ルソー「演劇について ダランベールへの手紙」は、「百科全書」の「…

歌舞伎「勧進帳」(十一世市川團十郎主演) 福岡市立早良市民センター

2023年7月20日(木) 19時~ 演劇の映像を観る会 歌舞伎「勧進帳」(十一世市川團十郎主演、1965年、1時間13分) 七世松本幸四郎追善興行として1965年3月に歌舞伎座で上演された 「勧進帳」の舞台映像。 弁慶:十一世市川團十郎、富樫:二世尾上松緑、義経:三世…

「演劇入門 生きることは演じること」福岡市赤煉瓦文化館

2023年6月15日(木) 19時~ 演劇書を読む会 鴻上尚史著 日本人が、「空気」を読むばかりで、つい負けてしまう「同調圧力」。でも、その圧力を跳ね返す「技術」がある。それが演劇。「空気」を創る力は、演劇的な思考と感性によって磨くことができるのだ。なにも舞台…

「うま ―馬に乗ってこの世の外へ―」福岡市赤煉瓦文化館

2023年4月20日(木) 19時~ 演劇書を読む会 井上ひさし著 井上ひさしの未発表戯曲。没後12年にして最新作! 病気の老婆を連れて、馬一頭と村にやってきた太郎。村の有力者・横暴な松左エ門は、この馬が黄金のくそをすると聞き、太郎から無理矢理買い…

「双頭の鷲」 福岡市立中央市民センター

2023年3月16日(木) 19時~ 演劇の映像を観る会 映画「双頭の鷲」(脚本・監督:ジャン・コクトー、1947年、1時間27分)1946年に初演されたジャン・コクトー作の戯曲を、コクトー自身で脚本・監督して映画化した作品。 オーストリア皇后エリザベートが、1898年、レ…

MODE×青春五月党「魚の祭」 福岡市立中央市民センター

2023年1月19日(木) 19時~ 演劇の映像を観る会 柳美里の出世作であるこの戯曲は、1992年にMODE×青春五月党で初演され、翌年、柳美里が第37回岸田國士戯曲賞を史上最年少の24歳で受賞した。 (あらすじ)海辺の断崖で記念写真を撮る家族。あれから16年。父…

「漂流画集」福岡市赤煉瓦文化館

2022年12月15日(木) 19時~ 演劇書を読む会 マヤ北島 著 2008年に亡くなったマヤ北島氏が自主発行していたフリーペーパー『演劇海 漂流画報』の創刊号(1997.11.20)から79号(2007.2.16)までの全発行分が収録されているのが「漂流画集」冊子化の発起…

「「俳優2人の演技修行ドキュメンタリー」」 福岡市立中央市民センター

2022年11月17日(木) 19時~ 演劇の映像を観る会 柳楽優弥 21歳の決心 ハリウッド俳優修業 (2011年、60分)吉高由里子 ロンドンの6日間 ~マクベスに挑んだわたし~ (2011年、60分) <柳楽優弥>1990年生まれ。2004年、初主演映画「誰も知らない」カンヌ国…

「リンゼイ・ケンプ 真夏の夜の夢」 福岡市立中央市民センター

2022年9月15日(木) 19時~ 演劇の映像を観る会 ・映画「リンゼイ・ケンプ 真夏の夜の夢」(原作:W.シェイクスピア、舞台演出:リンゼイ・ケンプ、1984、1時間21分) イギリス出身で本国はもとより世界各国で活躍した劇団リンゼイ・ケンプ・カンパニーのシェイク…

「ミュージカルの歴史 なぜ突然歌いだすのか」福岡市赤煉瓦文化館

2022年8月18日(木) 19時~ 演劇書を読む会 宮本直美 著 ●今回読む演劇書 「ミュージカルの歴史 なぜ突然歌いだすのか」 (宮本直美著、2022年、中公新書、924円税込)物語、台詞、歌で構成される舞台、ミュージカル。ヨーロッパの歌劇と大衆的な娯楽ショーを…

「浜辺のアインシュタイン」 福岡市立中央市民センター

2022年7月21日(木) 18時45分~ 演劇の映像を観る会 曲:フィリップ・グラス演出:ロバート・ウィルソン 2014、全4時間24分から2時間抜粋 https://en.wikipedia.org/wiki/Einstein_on_the_Beachオペラ「浜辺のアインシュタイン Einstein On the Beach」は、…

「母との食卓」福岡市赤煉瓦文化館

2022年6月16日(木) 19時~ 演劇書を読む会 大竹しのぶ著 「演劇書を読む会」第78回 大竹しのぶ「母との食卓」―今回は、原千波さんから、ミュージカルについてのお話を聞きます― 1991年、劇団ティンカーベル設立。主宰者として、脚本・作詞・演出を担当。教育と…

「カズオ」 福岡市立博多市民センター

2022年5月19日(木) 18時45分~ 演劇の映像を観る会 ・二兎社「カズオ ~早変わり二人芝居~」(作・演出:永井愛、1990、2時間) 二兎社の初期の傑作。大石静と永井愛が二人で12役を早変わりした、究極の二人芝居!1984年初演。翌年改訂版が上演され、1986年に…

「舞台監督読本―舞台はこうしてつくられる」福岡市赤煉瓦文化館

2022年4月21日(木) 19時~ 演劇書を読む会 誰も教えてくれなかった舞台監督の職能の世界。ミュージカル・演劇など舞台芸術の世界でよく聞かれる疑問、「舞台監督って何するヒト?」。プロデューサーと予算配分を話し合い、演出家のイマジネーションを実現し…

「花いちもんめ」 福岡市立中央市民センター

2022年3月17日(木) 19時~ 演劇の映像を観る会 地人会「花いちもんめ」(作:宮本研、1985、1時間05分) 旧満州に渡った開拓団の逃避行での悲劇をモチーフに、 残留孤児問題に切り込んで、平和や生きる意味を問う一人芝居。 演出:木村光一(下の写真)、出演:…

「演劇都市ベルリン―舞台表現の新しい姿」福岡市赤煉瓦文化館

2022年2月17日(木) 19時~ 演劇書を読む会 新野守広 著 ドイツ演劇の魅力のすべてがここにある!東と西の接点に生まれたベルリン演劇の創造の源を探り、その活力溢れる現在の姿に迫る待望の書。 ★今回は、2018年4月から2021年6月までベルリンに滞在さ…

「吉本興業史」福岡市赤煉瓦文化館

2021年10月18日(月) 19時~ 演劇書を読む会 竹中功著 6月に予定していて中止した「吉本興業史」を緊急事態宣言解除後に開催。 「芸人は商品だ。よく磨いて高く売れ!」温かかった“ファミリー”は、なぜ“ブラック企業”と指弾された!? “伝説の広報”…

「演劇とその分身」福岡市赤煉瓦文化館

2021年4月21日(水) 19時~ 演劇書を読む会 アントナン・アルトー著 ペストと同じように、演劇は悪の時間であり、黒い力の勝利である―「残酷の演劇」を宣言して、演劇を根底から転換させようとしただけでなく、思想・芸術に決定的な影響を与えたアルトー…

「世阿彌」 福岡市立中央市民センター

2021年3月17日(水) 19時~ 演劇の映像を観る会 新劇団協議会「世阿彌」(作:山崎正和、演出:末木利文、1987年、113分) 戯曲「世阿彌」は、将軍・足利義満の威光の影として、見られる側の人間に徹し続け、そうすることで能を大成させた天才・世阿彌の半生を通し…

「つかこうへい正伝-1968-1982-」福岡市赤煉瓦文化館

2021年2月17日(水) 19時~ 演劇書を読む会 長谷川康夫著 70年代から80年代初めにかけて、「熱海殺人事件」「蒲田行進曲」など数々の名作を生み出した天才演出家つかこうへい。だが、その真の姿が伝えられたことはなかった ──。つかの黄金期に行動を共にし…

「全共闘以後」福岡市赤煉瓦文化館

2020年12月16日(水) 19時~ 演劇書を読む会 外山恒一著 今回読む演劇書 「全共闘以後」(2018年、イーストプレス) https://www.eastpress.co.jp/goods/detail/97847816174661968年の全共闘から50年。1972年の連合赤軍事件を境に学生運動は急速に退潮…

「戦禍に生きた演劇人たち 演出家・八田元夫と「桜隊」の悲劇」福岡市赤煉瓦文化館

2020年10月21日(水) 19時~ 演劇書を読む会 堀川惠子著 博物館の倉庫に眠っていた遺品の発掘により、戦前戦中戦後の演劇史を書き換えるドキュメンタリー。第23回AICT演劇評論賞受賞作。広島で被爆した劇団員たち。難を逃れた演出家は、投下四日…

「役者ほど素敵な商売はない」福岡市赤煉瓦文化館

2020年8月19日(水) 19時~ 演劇書を読む会 市村正親 著 「役者ほど素敵な商売はない」(市村正親著、2020年、新潮社、1,650円) https://www.shinchosha.co.jp/book/353121/観客の胸を打つ、市村正親の舞台はどのように作られてきたのか。「オペラ座の怪…