「甘い手」 福岡市美術館ミュージアムホール

2020年2月15日(土)

18時~ 3000円(ペア券一人分)  万能グローブガラパゴスダイナモ

作:演出 川口大

触れちゃいけないものに触れてしまったばっかりに巻き起こるコメディ
(公式より)

今回はばくっとしか説明がなくて、さあどんな話だろうか?

ある高校で学園祭で演劇をする、その台本が「甘い手」
劇中劇か?と思ったら、そのものは重要ではなく、
上演するまでの先生や生徒、学校関係者のすったもんだがメイン。
単純な笑いだけでなく、青春時代の甘酸っぱい恋話や失敗の数々。
なつかしいなあ高校時代。 そして話を聞いてくれるおばちゃんがいるのだww
杉山さん、よかった~~~ 
年齢的にかどうしても先生以上の人に思い入れてしまうところがある。
若いキャストも良かった、ガラパも若返った。15周年だもんね。

役者ではなく手伝いのスタッフに懐かしい顔を見かけて当時を思い出していた。
阿部さん、松野尾さん、どん太郎さん、もっちゃん・・・もっといたかも。

川口さんの脚本はよい部分を残して新しく進化していると思う。
今回は少しスピードは落ちた感じはしたけれど、エピソードがどれも面白い。
しかし、オタク文化は今全盛だから、こんなに卑屈になる人たちは
もう存在しないんじゃないのかな~

400円のリーフレットは役者さんの1問1答が面白い。
青春ソングは?やっぱり杉山さんの答え以外はわからなかった((^^;
そうそう、「甘い手」はスピッツの曲らしい。
YOUTUBEで聞いてみた。いい曲だった、川口さんらしい。

そしてお目当ての生コメ。いつもながら面白かったのだけど、
ゲストのタレントさんがちょっと目立ちすぎて聞こえにくかったよ。残念。

全国公演をできるほどの体力をつけてきたガラパ。
これからもいろんな批評を受けて頑張ってほしい。

キャスト
尾崎豊    椎木樹人
館山絵り咲  横山祐香里
川崎一穂   山崎瑞穂
井端芽吹   柴田伊吹
北山小枝   石井実可子
北山ヒロ   西山明宏
鎧塚緑子   隠塚詩織
羽美みさこ  野間銀智
熊野宗助   友田宗大
古賀純白   古賀駿作
木内早苗   脇野紗衣
日ノ出まゆ  杉山英美
野村世界   荒木宏志(劇団ヒロシ軍)

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「AI崩壊」 映画

2020年2月15日(土)イオンシネマ大野城 

12時~  1100円

監督 入江悠

スマートフォンなどのデジタルデバイスによって、
年齢や遺伝子情報、病歴、犯罪歴行動データ、検索履歴など、
あらゆる個人データが収集され、AIが分析する2030年の日本社会。
そんな日本で突如AIが、生きる価値のある人間とない人間の選別を始める。
(映画紹介サイトより)

AIを一応勉強していたのでちょっと興味あり。1975年くらいかな。
当時は「人工知能」のほんの入り口を覗いただけだったが。
この数十年の進歩は恐ろしいものがある。

それにしても、あと10年でこのような世界が実現するのだろうか?
全てのデータを集中管理するってことが可能なんだろうか。
誰にもわからないからこんな作品ができるのだろうけど。

物語はとても興味深く面白かった。
やけに進んでいる場面もあるかと思えば、今とちっとも変わらない風景も。
桐生が住んでいた外国や、日本の漁師町、路地裏の店。ほっとする。
だけど、桐生がなぜテロ犯人と特定されたのか。。??無理強いのような。。
これだけ重要な装置を作ったからには万が一の想定をかなりしていたはずだけど、
すごいパニック状態になって、いきなり警察でも百目とかいうAIを対抗させたりと
展開がぶっとんでいる。

それから登場人物のうち、アナログ刑事コンビはなんとも存在感がなくて、
もっと前に出てほしかったかなあ。広瀬アリス好きだからもっと目だってほしい。
そして意外な真犯人にもあぜん。まさかねと思ってた人、これってありなのかな~

あまり出番はなかったけど、松嶋菜々子演じる望は美しく賢くすごく素敵だった。
女性総理大臣なども併せて、未来の日本は女性が活躍していると思わせてくれた。
ラストは明るい未来を予想させてくれるものだったけど、真実そうあってほしいね。

キャスト
桐生浩介   大沢たかお
西村悟    賀来賢人
奥瀬久未   広瀬アリス
桜庭誠    岩田剛典
望月剣    高嶋政宏
林原舞花   芦名星
飯田眞子   玉城ティナ
田中英子   余貴美子
桐生望    松嶋菜々子
合田京一   三浦友和
桐生心    田牧そら

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「ミッシュマッシュ#2」 リノベーションミュージアム冷泉荘

2020年2月14日(金)

18時~ 1500円  ミッシュマッシュ

脚本 ミッシュ・マッシュ
演出 小林ゆう

ゆうさんと矢ヶ部さんのユニット。
おそらく演劇の中でも一番難しいコメディという分野を果敢に攻める。
コントやコメディ(どう違うのだろう?)って記憶に残らないものが
多いような気がするけれど、それも潔い気がする。
そして「すべる」とやってるほうも観てるほうもかなり痛い。

ミッシュマッシュは初めてだけど、評判を聞いていたので楽しみにしてきた。
作品は8つで短い中に笑いを織り込む。
最初から最後まで笑わせるのではなく、シリアスにいってぼんと落とす。
そんな感じ。
美女美男が多いだけに、見た目で笑わせるのは難しいと思う
ゆうさんと矢ヶ部さんのコンビだけはうけたけどw

演目
「本物の愛」
「漆黒のミッキー」
「チョコを渡す日」
「笑い話」
「活舌」
「バレンタイン男子」
「バレンタイン女子」
「もう一つのエンディング」

2作品目に出演の西依さんは面白かった!
若い人の中にこの人が入るだけで、非常にテンポがよくなった。
この方どこかで観たことがあるな~
目力があって、活舌が素晴らしい。すごいインパクトがある。年齢不詳?
最後の3つはよく考えられていて、最後にパズルがはまった感がありお見事。

ちらしの写真は加工してあって、お目目きらきら。慣れていないので怖いわ。

今年は下衆會の本公演もあるということで次回は観にいきたいな。

キャスト
矢ヶ部祐作
小林ゆう
小山椋汰(Unit Atlas)
神岡尭志(unitアルケミスト計画)
Takaya(エレガントプロモーション)
西依奈起/ミルキィなお(ミルキィプロジェクト)
井﨑藍子(フリー)
有峰サラ(Unit Atlas)
左近茂世(ミルキィプロジェクト)
古川葉栞(劇団あまりもの)

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「パラサイト 半地下の家族」 映画

2020年2月12日(水)イオンシネマ大野城 

9時半~  1100円

監督 ポン・ジュノ

キム一家は家族全員が失業中で、その日暮らしの貧しい生活を送っていた。
そんなある日、長男ギウがIT企業のCEOであるパク氏の豪邸へ
家庭教師の面接を受けに行くことに。
そして妹ギジョンも、兄に続いて豪邸に足を踏み入れる。
正反対の2つの家族の出会いは、想像を超える悲喜劇へと
猛スピードで加速していく……。
(映画紹介サイトより)

アカデミー賞を総なめした作品。受賞日の翌日?に観にいったせいか、
平日にもかかわらず多くの人が観にきていた。
あまり深刻には考えずに、お人よしの金持ち家族が
貧乏な家族にだまされる様子がおかしくてへらへら見ていたのだが、
ラストの展開にはかなり胸がどきどきした。
地下室の人物が現れたあたりから、こりゃ。。すごいことになりそうな、、

予想は当たった。うっわ~~怖いわ、怖すぎる(^^;

前半は展開が興味深くて乗り出してみてたけど、後半は引き気味。

日本では考えられない状況かな~
そもそも、この金持ち家族は騙されすぎるわ。
家庭教師の紹介というだけでギウたちを雇っていく。
受験には失敗し続けていても、学歴はなくても、生きる力をもっている
貧乏家族のほうがスーパーすぎる。
とても成功したIT企業のトップとは思えない。
奥様は元々天然っぽかったけれどね。

以前観た「万引き家族」ともかぶっている部分はあるようだけど、
そもそもが犯罪と終局が犯罪、という違いがあるのかもしれない。

どちらの家族にも遠すぎるので、感情移入はちょっと無理だけど、
これからこの子供たち(両方の)はどういう人生を送るのだろうかと
やっぱり心配になるわ。
特に金持ちのインディアン好きの男の子、”ヘルプミー”のモールス信号を
解読していたのに、だれにも言わなかった理由が、ちょっと。。おそろしい。

パラサイトって「寄生」って意味だったよね。
金持ちに寄生する貧乏人?
どこにも共感ポイントはないのに引き込まれていく。この監督の手腕だろう。
作品賞もとっているので、本も面白いと思われる。

話には関係ないけれど、ジャージャー麺は美味しそうだったな。
いや、食べ物ってのもキーワードかも。肉の塊が妙に生生しかったからね。
それから、「半地下の匂い」という部分にも妙に共感。
生活臭って絶対あると思う。それって私らにもあるのかも。
うっわ~~急に加齢臭が気になってきた。

これはかなり面白かったので今年ナンバー1かもしれない。
年末までに超えるものがあるかどうか。

キャスト
キム・ギテク   ソン・ガンホ
パク・ドンイク  イ・ソンギュン
パク・ヨンギョ  チョ・ヨジョン
キム・ギウ    チェ・ウシク
キム・ギジョン  パク・ソダム
ムングァン    イ・ジョンウン
キム・チュンスク チャン・ヘジン

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「70点ダイアリーズ」 ゆめアール大橋

2020年2月8日(土)

15時~ 共通チケット(6作品8500円) 劇団きらら  

作・演出 池田美樹

憧れの職場での過緊張で声が出なくなってしまった青年、
「副業」として運転代行のアルバイトを始める。
勤務時間は19時から午前4時。
昼間の仕事を終え、事務所に集って来る癖の強いドライバーたち。
言葉を発さぬ青年のことも普通に受け入れる彼ら。
今まで知ることのなかった場所で日々を過ごすうち、
うすぼんやりとしていた世界が少しずつクッキリとし始める。
(こりっちより)

キビるフェス2020の開幕。
今年は全部みれないけれど、楽しみだ~

ことばが出ないってかなり就職には不利ではないのかと思ったけど、
割とさらっと問題ではないようになっている。
代行を使ったことはあるけれど、ここまで詳しくは知らなかった。
そうか、飲んだときだけではなくて運転できなくなったときに
使えるんだな。

千夏、千春姉妹のコンビ設定も面白いし、メンバーもユニーク。
とくにまめこちゃん(なかむらさち)の運転技術や過去の経歴がすごい。
可愛くて色気たっぷりのおみ足に見とれる。男だったら惚れるわ。
佐羽根さん(菅野貴夫)もいい演技だな~初めてみたけど魅力的だ。
そして野村君(磯田渉)いつもながら上手いね~~声が出るくだりでは泣いた。

面白かった。作品の作り方がすごいよね、こんなに作品に引き込まれる。
役者さんも演出もきらら独特のスマートさがあって凝った道具はないのに、
自然と目の前に風景が広がる。なんだろうね、これ。
70点か~ もう試験も何も縁遠くなってしまったけど、
自分の人生100点が目標としたら70点なら大成功だと思うね。
私は?  うーん、人生が終わるときにしか点はつけられないね。


キャスト
佐羽根誠   野貴夫
松田まめこ  なかむらさち
野村忠    磯田渉(不思議少年)
鳥飼千夏   オニムラルミ
鳥飼千春   池田美樹

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「踵_scenery」 アミカスホール

2020年2月7日(金)

19時~  ペア券2500円/1人 FOURTEEN PLUS  

原案   W・シェイクスピアロミオとジュリエット
作・演出 中嶋さと

テーマは愛、恋人、家族、同僚、仲間、友達。
匂いが少し独特な工場で働く圭は寝たきりの恋人優を
もう20年も看病している。
ずっと地元に住む川村一家は祖母、母、娘。
地元から離れたくても離れられない。
娘ヨッピの恋人拓也も同じ。
りまとひまりもかつての同級生だけど
複雑な事情を抱える。
そんなとき事件が起こって。。。。

久しぶりの14+の本公演。いい感じ~
特に、柔らかい動きのダンスがゆったりと入ることで
いろんな思いをゆっくり攪拌してるイメージがある。
女優さんがみんな踊れるのがすごい。

特にロミジュリをなぞっている話とは思わなかったけれど、
不変の愛?というところなのかな~
寝たきりの恋人を待っていたり、ねこを可愛がったり、
恋人のおばあちゃんの足をさすってあげるってところに、
なんだかジーンときた。

ギンギラ以外でのムネトさんも久しぶりで、リアルにいい歳を重ねている
役者さんとして重厚な演技が見れた。素敵だ~
さとさんの優ちゃんもすごくかわいくて、あの喫茶店もリアルっぽかった。

おそらく私が知っている地域の話だろうと思ったのは工場の匂い。
大きな会社、大きな工場、かつて叔父が勤めていた会社だと思う。
いろんなことがあったとも聞いているけれど、事故で亡くなった叔父には
もう聞く術がない。
地域と企業が協同していくのには困難が伴うこともある。
どうしようもない、そういうこともある。
ジレンマもみてとれた。

客演の3人は役に合っていた、14+もメンバーが増えたんだな。
これからも精力的に公演を続けていくんだろう、応援してます。


キャスト
優子      中嶋さと
川村好香    ともなが舞
川村和代    トクドメハルナ
リオ      佐藤柚葉
ひまり     天神美里
(以上、FOURTEEN PLUS 14+)
田島圭     大塚ムネト(ギンギラ太陽's)
拓也      上条拳斗 
川村あきえ   江越暉(A-light)

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2月落語茶屋ソネス「立春の寿ぎ~高橋徹郎さんも登場~」 カフェソネス

2020年2月4日(火)

20時半~ 1500円(ワンドリンク付)

令和2年の幕開けは、ゲストに高橋徹郎さんをお迎えして豪華に開催。
朗読劇を披露していただきました。


一、「初天神」 痛風亭 魚弱(いわし)/矢野 勝久

元気印のいわしさん、いつもの大声で初天神をにぎやかにご披露。
ご縁日を教えてもらってありがとうございます♪
子供を縁日に連れていくと確かにねだられまくっていたな~と
なつかしく思いつつ、ノスケくんを見ていたよ。

一、自作自演の朗読劇「あなたの番です」他 高橋 徹郎

目の前で見たスター徹郎さんはそれはそれはスマートでダンディ、
衣装もスーツとネクタイが同じ柄生地で仕立てた斬新なものだった。
ひゃ~~かっこいい♪
おもむろに取り出したスケッチブック帳に朗読の台本が貼ってある。
オリジナリティがあるな~~
SNSで定期的に朗読のお話をアップされているということ。
本も発行されていた。買えばよかった。
「あなたの番です」を含めて4話をご披露。
すごく面白い! しかし、落語との違いがいまいちわからない私だった(^^;

一、幕間歌謡「今年のタケダ2000GT」 タケダ2000GT

1~3月バージョンの落語茶屋ソネスの歌を歌う。
アドリブですぐ演奏できるってすごいわ。
そして、新曲やおなじみの歌を披露。生歌はいいよね~

一、「道灌」 痛風亭 最弱/岡本ヒロミツ

久しぶりに古典落語を披露の最弱師匠。
もちろん、恒例のiPad漫談と奥様ネタは健在で。
「道灌」はいろんなバージョンがあるらしいけど、
今回聞いたものはどっちかというと軽くて受ける。
もともとはもっと重厚なものではないかな。

今年もよろしくお願いします(^^)

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