「同郷同年」 福岡市立博多市民センター

2024年11月20日(水)

19時~ 演劇の映像を観る会  

光の領地公演「同郷同年」(2020年、作:くるみざわしん、演出:高橋恵、1時間38分)

あらすじ
同じ郷で同じ年に生まれた「同郷同年」の3人の男。
核廃棄物の最終処分場の誘致に乗り出したが、是非を問う住民投票
彼らは惨敗。追い詰められた1人が、ある決断を告げた。郷土への思いの果てに、
彼らを待ち受けているのは未來への希望か、
それとも破滅へのカウントダウンなのか・・・。
(薙野さんのレジュメより)

核廃棄物の処分場を巡っては、現在も問題になっている。
処分場もそうだが、原発に関してはその是非を多方面から考えることがある。
個人的に意見を述べることは簡単に出来るのだけど、いろんな側面から
簡単には結論が出ない感じだ。
子どもや未来のために危ないものを容認できない、という理屈は通らないのか。
違う年代や違う土地に住む者なら意見が違って当然なのかもしれないけど、
この主題のようにたとえ「同郷同年」であっても、思いや意見はさまざまなのだ。
日本国内でもこのように混沌としているのに、今世界は恐ろしいほどの
自己中心の国家が増えているように思う。
未来を考えると気が重くなる。

演劇を通して少しでもこのような問題を考えていくことが
私にとっては大切なことのような気がする。

演劇の映像を観る会は、奇数月の第3水曜日に開催しています。