「俳優と劇場の倫理」福岡市赤煉瓦文化館

2024年4月18日(木)

19時~ 演劇書を読む会

スタニスラフスキー

佐藤順一氏 プロフィール>
1955年大分県生まれ。舞台をこよなく愛する役者であり、
その鋭い着眼点と感性による演出は高く評価されている。
深みのある声と演技で、ドラマや番組、CM、ナレーション等、
マスコミ広範囲に渡って活躍している。
RKB児童劇団、劇団夢工房などを経て、1988年に演戯集団ばぁくぅを
立ち上げて主宰。1996年には有限会社化して稽古場・アトリエ・事務所を構え、
アトリエ戯座などを使った公演を行うとともに、後進の育成にも力を注いできた。
(薙野さんのレジュメより)

今回は、佐藤順一氏から、これまでの演劇活動についてお話をお聞きした。
巻頭の書は氏のお勧めだ。スタニスラフスキーは私には難しい(^^;
ちなみに検索してみたが、販売されていないようだ。絶版なのかな?

佐藤さんにお会いするのはちょうど1年ぶりだ。
最後にアトリエ戯座で読演を聞いた。
読演を終了するという月に行けなくて残念だった。
久しぶりの佐藤さんは長髪にされていて、髭も蓄えられていた。
直前の何かの公演のために伸ばされたようだ。相変わらずおしゃれだ~

私は2003年の「私生活」からばぁくうを観始めたので、
その前の貴重なお話しをたくさん聞くことができてうれしかった。
演劇を始められたときの話や劇団に所属されていたときの話。
ばぁくうを設立したときの話等々。。
私もばぁくうのお芝居を観ると同時にそこで多くの知り合いと出会った。
今も交流があるのは少数だけど、私の大事な思い出と人たちだ。
あれからいろんな舞台を観てきたけど、ばぁくうのような劇団に
出会ったことはないなぁ、それだけインパクトの強い舞台だった。

佐藤さんは現在の福岡の演劇界や演劇人にはいろいろな意見を
もっているようだったけれど、時代は移り変わるものかもしれないね。
何がいいのかよくないのかは、試行錯誤していかないと。
かしこい観劇者にはなれない私だけど、応援していきたいとまだ思ってる。

佐藤さん、ありがとうございます。

演劇書を読む会は、偶数月の第3木曜日に開催しています。