「デュエット」 シアタークリエ

17時半〜 10500円 出演 保坂知寿石井一孝

劇団四季を退団後初めての舞台となる保坂さん。 たぶん、お客さんの多くも保坂ファンだろう。 ざっと見て、幹感線より年齢層高め。 若い人が少ないような気がした。 シアタークリエはできたばかり。 2007年11月オープン。 座席数は600強。 ももちパレスをひとまわり小さくさいたくらいかな。 後方の席で見たのだがよく見えた。 ここはいいわ♪ 杮落としからオープニング公演が続いているが、年末にあるRENT観たいなぁ〜・・・無理だな・・・ さて、久々に観る保坂さんは昔と変わらず、スレンダーで元気いっぱい!!! 四季ではマンマ・ミーアで観たきりだったので最初はどうしてもドナとしてみてしまう。 セリフ回しがまだ四季っぽい感じはしたが、舞台に立つ喜びがあふれていた。 最初のあたりのテンションがすごく高いのが驚いたけど(笑) デュエット、ニール・サイモン作だからコメディだけどほろりとくる作品。 「おかしな二人」を渡辺えりこで、「二番街の囚人」をばぁくうで観たが、アメリカっぽいカジュアルな作品だ。 それを今回は鈴木勝秀がとても日本人的に翻訳戯曲化している。 ソニアがあれだけレオンに執着しているのがキーポイントなんだろうな。 そもそも男女の仲なんて世界中普遍だと思うのだが、男女間の相容れなさもまた世界中変わらないことだろう(爆) 舞台上にはでっかく白いグランドピアノ。 くるりと回ってふたをあけるとそこはヴァーノンの家。 作曲家ヴァーノンは作詞家ソニアと組んで曲を作ることになった。 わがまま放題のソニアに振り回されながらも恋仲となっていく二人。 元彼のレオンとどうしても切れないソニアはついにある決心をする。。。。 登場人物は2人なのだが、作詞や作曲をするときにいろんな側面からの自分を想定して、3人のボーイズ、ガールズが登場。 そういう観念的な存在ってのはアメリカ的なんだろうか?どちらかというと日本的な感じもする。 保坂さん、石井さんのナンバーは懐かしく胸を打たれた。 上手いなぁ〜楽しくて、ちょっと切ない物語に客席からは温かい拍手が。 保坂さん、復帰おめでとう☆