「ウェスタン・ロック」 ぽんプラザホール

teru10162009-02-07

19時〜 1200円 演劇銭団Do-リンク場
今回は時代劇でなくて洋物? 主役も河合さんとは。 小林さんの作品はじっくり練られているものが多くて、内容もセリフも盛りだくさんだから下手すると主題がぼけることもなきにしもあらず。 だけど、今回はすっきりした内容に言いたいこともストレートに伝わってきて、楽しくて感動的でとてもよかった。 必ず人が死ぬ小林脚本だけど、今回も死んだな〜ラストに。  ヒールのキールだったけど最後になんだか人間っぽい感情が出てきたのにな。。。 カウボーイになるのは先代からの指名のみというこの町。 現カウボーイのロックは口数少ないがみんなに信頼されている。 ジャックのバーでは従業員のジンがカウボーイに憧れて銃の練習に余念がないが、気が弱くてとてもカウボーイなどなれそうもない。 客のドンやペリー、ミュール、町長の娘カルアは10年振りに戻ってきたキールを目にして昔の出来事を新入りのジンに話す。 キールは執念深くロックを狙う。 ロックは次代カウボーイにジンを推薦する。 驚くみんなとジンだが・・・・うん、うまく構成されている。 カウボーイの時代考証は私はわからないのだが、違和感なかった。 少なくとも時代劇の中で時計や携帯電話をとりだすあほうなことはしてなかった。 ジン役の河合さんは素でもおとなしい感じの人だが役にはまっていた。 なかなか♪ 松井さんと川崎さんは相変わらずオイシイw 二人とも細いわ〜  小林さんは今回悪役だったけど憎憎しさに磨きがかかってた、いい人より悪い人のほうが得意なのね。。(^^;; 芦塚さんも國広さんも控えめな上手さあり。そして女優たちの可愛いこと、ラムもカルアもミュールも個性があって良かった。 特に初見のミュール(作本真穂さん)すごい美人で迫力もあってどこにいたの?こんな人。 若い劇団なので勢いだけで突っ走れそうだけど、稽古を積んでいるのがよくわかる舞台だった。 ますます目が離せないDo-リンク場☆ 頑張って(*^ー゚)v