「日本の舞踊」福岡市赤煉瓦文化館

teru10162016-10-19


19時〜 演劇書を読む会

渡辺保

著者は日本の舞踊だけでなくすべての舞踊を観て定義しようとしているようだ。
古典から現代への色んなジャンルに精通しているのがふつうの舞踊評論家と違うところかな。
幼い時から舞台を見続けて長い時間を過ごしてこられてきたようだ。現在80歳。

第一部では日本舞踊の定義から歴史、用語などが細かく書かれていて、舞踊家のバイブルな感じ。
第二部では歴代の舞踊家6人を取り上げてそれぞれの舞踊への取り組み方、情熱を解説。

わからないところも多かったけれど、第二部は舞台の様子がわかるような解説で楽しく読めた。

「身体の声を聞く」舞踊に限らず演劇も芸能もスポーツでも、そして日常生活においても
そういう瞬間ってあるのかなと思った。