1100円
すごい評判を聞いて終了間際にかけこみ。間に合った〜〜〜
1960年代のアメリカNASA、有人宇宙飛行計画に貢献した黒人女性数学者たちの史実。
数多く残っている人種差別により、有能な女性たちはなかなかその実力を発揮できなかった。
その中で差別をはねかえすべく３人の女性、キャサリン、ドロシー、メアリーのガッツは凄まじかった。
特に、宇宙特別本部に黒人で初めて配属されたキャサリンの涙ぐましい努力はすごかった。
最初は偏見の眼で見ていたまわりの上司や同僚が、次第にその対応や気持ちを変えていく過程が面白かったしすかっとした。
ボスのハリソンは差別に無頓着だったけど、かなり譲歩してトイレや会議などの手助けをしてくれて好感度大。
みんな敵だったらやってられないよね。ハリソン役のケビン・コスナーのかっこいいこと。。
俳優たちはみんな素晴らしかった。ぐんぐん引き込まれた。おそらく現代でも差別が残っている部分はあるのだろうけど、
少なくともアメリカの宇宙開発においてはきっと関係なくなっているのだろう。それが彼女たちの功績だ。
コンピューターが開発される前はこれだけ複雑な計算を手作業でやっていたのかと思うと気が遠くなる。
だが、IBMのスーパーコンピューターにも負けない情熱で宇宙飛行を成功させた彼女たちには本当に頭が下がる。
ドロシーが図書館からとってきた本がFORTRAN。私も42年前に初めて習った言語だ。
私はまともなエンジニアにはなれなかったけど、今でも女性の社会進出を祈っているし応援している。
素晴らしい映画に出会えて感謝。
尚、キャサリンのモデルになったキャサリン・ジョンソンはまだご存命だ。
キャスト（メイン）
キャサリン・G・ジョンソン タラジ・P・ヘンソン
ドロシー・ボ―ン オクタビア・スペンサー
メアリー・ジャクソン ジャネール・モネイ
アル・ハリソン ケビン・コスナー
ビビアン・ミッチェル キルステン・ダンスト
