14時半〜 1800円 劇団Hall Brothers
脚本・演出 幸田真洋
舞台は公民館っぽい感じのところ、最近のなかではシンプル。
夫が事故で亡くなった。気持ちをゆっくり癒すために移ってきた田舎で
心優しい(おせっかい?)な住民がみんなで彼女のためになることを考え実践していく。
再婚相手まで無理強いされるようになって、だんだん、それに疲れた彼女は・・・・
あれ?なんだか観た事あるような・・・デジャブかしら?
そう思って幸田さんのごあいさつを見ると、ありました!「まばゆい傷」
自分で書いた感想をみるとだんだん思い出してきたよ。
いや〜もうなんだかもやもやの展開で、きっと最後にはすっきりするぞ!と構えていたら、
いやいや、そんな甘くないぞとw
実をいうと、ひきこもりのタケルが「こんなところ出ていけばいい」と言い、
聡美が「それじゃ負けになる」というシーンは以前の私なら同感していた。
どうして間違ってないのに引き下がらなければいけないの?って。
でも、だんだんわかってくる。「逃げるが勝ち」ってこともある。
人生、何が正解かわからないし、いい人が悪い人に豹変することもある。
あのときも自分も人におせっかいしてないだろうかと反省していたけれど、
私はおせっかいより配慮不足で空気読めないほうかなと思う。それもだめな大人だね。
適度に人をおもいやり、相手の立場になって考えるって。。難しいね〜
客席には私くらいの年齢層の方が多かった。昔の客層と変わったような気がする。
キャスト
聡美 坂井操
椿 永倉亜沙美
千枝子 萩原あや
牛島 唐島経祐
タケル 大塚雄太
小山田 をとん。
久保原 幸田真洋