「ざ・鬼太鼓座」 福岡市立博多市民センター

teru10162018-01-17


19時〜 演劇の映像を観る会

鬼太鼓座(おんでこざ)」を約2年の歳月をかけて撮影したドキュメンタリー映画
佐渡島で太鼓を鳴らし続ける若者たちの、厳しい鍛錬と、
鬼剣舞」「佐渡おけさ」「津軽じょんがら節」などの舞台を、艶やかなスタイルで映し出している。
監督 加藤泰(1916-1985)

撮影は1972年前後の様子を正確にそしてうつくしく演出して作り上げている。
まさしく私と同世代の若者が無心に稽古し夢のような演奏、舞台を披露。
別に作られたセリフがあるわけでなく、淡々と稽古の様子や本公演の様子を写していくのだけど、
全く飽きることもなく見入ってしまった。
美しい本番の舞台とその基盤の恐ろしいまでの鍛錬。
特にランニング(しかも砂浜とか)男子も女子も変わりなく走り続ける。
ところどころで親の本音や女性の結婚感などが織り込まれていてリアル。
鬼太鼓座(おんでこざ)は佐渡で結成されたプロの創作和太鼓集団。
1969年に田耕(で んたがやす)の発案により結成。
鼓童はここから派生したもので、TAOなども影響を受けているだろう。

TAOの舞台は去年初めて見たけれど、すごかった。
いずれ鼓童もみたいと思っていたけれど、この鬼太鼓座の流れを組むのかと思うと期待が高まる。
早く福岡で観れたらいいな。遠征してもいいか。