2024年9月11日(水)
13時~ 12000円 野田マップ
作・演出 野田秀樹
この芝居は、父殺しという“事件”を扱ったサスペンス。
舞台は、日本のとある時代。
物語はある花火師一家の三兄弟を軸に展開する。
三兄弟は、長男が花火師。次男が物理学者。
三男は聖職者である。
この長男と父親が、一人の“女”を巡る三角関係を織り成し、
“父親殺し”へと発展する……
(公式サイトより)
野田さんの言いつけ通り、前もって一切あらすじは詮索せず、
センターど真ん中という実にいいお席でじっくり観劇した。
おかげで最初はいまいちわからないのはお約束、
「カラマーゾフの兄弟」も観たことがないので、
いい観劇者ではなかったと思うけど、野田さんの舞台は
本当に難解だけど面白い!
今回の主役は松潤ということでFCからの観劇者も多かったけど、
なかなかいい役者さんだった。もちろん、長澤まさみちゃんには
かなわないけど、瑛太とも互角だったし、見ごたえ充分だった。
池谷さん、竹中さんの存在感もすごいし、早変わりの衣装?
上手く作ってあるな~と思った。演じながら着替えているのが笑う。
野田さんの言葉遊びはとても面白い、よく思いつくと思う。
そして相変わらずよく走る。私と同年代だけど体力あるな~
舞台も花火や水やその他が工夫されていてきれい、
アンサンブルのメンバーも舞台の大事な要素だね。
福岡出身の菊澤さんも安定の演技、ダンス、体作ってるな~と思う。
ラストは涙が出たよ、なんだろう、ずるい、こんな演出だったんだ。
なかなかこれなくなった小倉だけど、たまにはいいよね。
でも、帰りの列車は大雨で1時間以上遅れたのは私のせいじゃない、
うん、これもまたいいかも。
キャスト
唐松富太郎 松本潤
唐松在良/グルーシェニカ 長澤まさみ
唐松威蕃 永山瑛太
生方莉奈 村岡希美
ウワサスキー夫人 池谷のぶえ
番頭呉剛力 小松和重
不知火弁護士/神父 野田秀樹
唐松兵頭/盟神探湯検事 竹中直人
ほか