14時半〜 1500円 HoleBrothers
これも長いお芝居だった。でも長く感じなかった。とってもよかった。これまでのHoleの公演は作品的に結構ぐさぐさくるやつが多くて、初めて幸田さんに会ったときは、え？こんな若い人が？と思ったのだが。今回もやってくれましたね。人の古傷に刺さりこむ作品だった。 いなかで自分が原因で奥さんの片目を失った男。結婚して、奥さんの実家のラーメン屋を継いでいる。建て替えとか現実の問題よりも自分がやりたかったアクション俳優への道を忘れられない。そこへ火をつけたのが、ねずみ講まがいの友達と飲み屋の若いおねえちゃん。結局その若いねえちゃんと逃げることになって、変なプロダクションで騙されて、やりたことは閉ざされる。もういつの時代の話だよって突っ込みたかったけど、たぶん、現代でもよくあることなんだろうな・・って。演劇を志す人に対しての挑戦的な作品だと思ったけど、いかんせん、友達は見る人ばかりであったｗ でも、きっと演劇人に挑戦的な作品であったと期待する。
終了後、一緒に行った人との合評会でも、さまざまな意見が聞かれ、とっても勉強になった。でも、私は満足したのだ○うん
