「上海物語」 ぽんプラザホール

teru10162006-09-24

13時〜 2000円 九州小劇場
鈴木新平さん率いる九州小劇場の公演。関係者がけっこう仕上がりを心配してて危なかったのかな?とと思っていたが、とても良かった!最終日の昼に見たが、役者さんそれぞれの役への思い入れが伝わってきて涙があふれた。うわべだけの歴史しか知らないと見えないものが多い。事実や文書を真剣に知ろうとしなければ、そのまま過ぎ去ってしまう。慰安婦ひとつをとっても同国か異国かで随分印象が変わったものだ。神にすがる気持や自分の中に事実を封じ込めようとする軍医麻田。原作の麻生徹男は自分をどう表現したかったのだろう。いろんな劇団でいろんな役をされている役者さんたちだったが、役者根性を見せていただき、感動!多謝!今回一番好きだったのは亘役の幸田さん、看護婦役の磯野さん。命を懸けたぎりぎりの中で見せる恋心。ロマンスだ☆山田、室井2等兵役の渡邉さん、切口さん。実際に丸刈りされてて、びっくり!客出しのときの鈴木さんの満足そうな笑みが心に残った(^^)v