「腑抜けども悲しみの愛をみせろ」 映画

teru10162007-08-01

1000円 (1日映画の日) シネリーブル博多駅
このちらしを見たときからほんとに待ち望んでいた。この作品は本谷有希子の舞台脚本。舞台はもちろん見たことないけどその評判の高さに、いつか彼女の舞台を東京で見たいな〜と思っていた。な、なんと映画になる!と知ったのはずいぶん前。役者も佐藤江梨子永瀬正敏と豪華な顔ぶれ!!3日で終了ってのを知って、あわてて、1日のレイト見にいった。かなり夜遅くとなったが、シネリーブル博多駅なら便利でほんとに助かった(⌒_⌒)同じミニシアターでも、KBCシネマは天神から結構歩く場所で夜行くのはちょっと考えものだが。でもここもいいのがくるのよね〜( ̄ー ̄;   さて、映画の内容はちょっとありえないような姉妹が出てくる。田舎から上京した姉は自分が女優になれないのは自分をホラー漫画のネタにした妹のせいだと思っているし、血の繋がっていない兄とは体の関係を持つだけでなく仕送りを当然のことと要求する。妹は妹で交通事故で死んだ両親や自分に意地悪をする姉をネタに漫画を描く。聞いただけでぞ〜っとする感じだけど、それが実にリアルに展開される。悲しみつつも筆を動かしてしまうサガというか。全編がのんびりした田舎中心で進むので、余計にグロさが際立つ。兄嫁役の永作博美もいい味だったな〜最近は邦画の当たりが多い☆ 1000円程度の娯楽としては最高♪