「柳家花緑 独演会」 西鉄ホール

teru10162007-10-05

19時〜 3500円 出演:柳家花緑柳家花いち 
こないだ文珍さんを観て落語もいいなぁ〜と思い、花緑さんの寄席を観に。この方は先日なんと「宝塚BOYS」の舞台で役者をされた方。若いなぁ〜とそのとき思ったのだが、落語家とは露知らずww 最後の挨拶で「また落語家に戻ります」と言われてた。あのときは吉野圭吾さんばかり観ていたので、あまり顔を覚えてなかったのだが、うん。やはり落語家。着物のほうがうんと似合う。さて、前座で”柳家花いち”、これが若くて実にかっこいい!びっくり!太田道灌が雨宿りにある家の軒先にいたら、そこの娘が山吹の枝を差し出した。「花はいらん!」と。これはなぜか私も知ってる話だったのだが(古典で習ったのかな?)「七重八重 花は咲けども山吹の 実のひとつだになきぞ悲しき」この有名な唄を家臣に教えられ、道灌が恥じたということのようだが・・・その真似をしようという男の笑い話。なかなか話もスムーズでおもしろかった。さて花緑さん、最初は延々と雑談をしていく、福岡にはよく来るとか最近落語ブームで老若男女、子供までちゃんと静かに見てるとか。ここはわかりにくい場所だとか。。落語ってこんなに前説が長い???続き・・・金曜だったか、火曜だったか、TVの朝の番組でレギュラーらしい。それでもTVではどうでもいいニュースが多すぎると言っておられた。東京にはヤマのように寄席をやっている小屋があるが、落語と笑点の違いも知らない人が多いと嘆いておられた。それはいいんだけどこれで40分。やっと本題の落語に入った。子供にはわからないかも。。と前置きして始めたのが吉原の話。あんまり内容は覚えてないのだが・・・「冷やかし1000人、客100人、まぶが10人、いろ1人」漢字がわからなくて失礼!毎日のように吉原に通う若旦那を心配して、自宅の2階に吉原を作ってしまう、という話「二階ぞめき」?って言ってたと思うがこれまた漢字がわからないm(_ _;)m   これが20分程度で中入り15分。後また雑談より入り、やっと、うそをついたためにおおごとになってしまった話、「お神酒徳利」を聴く。全体的におもしろかったけど、落語を聞いたというイメージが少なかったのは普通の雑談が多かったせいかしら?本やパンフを買うとサインをしてくれるというサービスで終演後もにぎわっていたが、どう見ても70は過ぎておられるご婦人が花緑さんと両手で握手した手を離さない。そして、どこぞでも見た、どこぞでも見た、と話しかけておられる。うむ。。落語家もおっかけがいるんだ〜ww  満足度100パーセントとは言い難かったが、落語の入り口には立てたのかな(^^;;