19時半〜 ゲスト イキウメ主宰 前川知大
イキウメという劇団が7月に西鉄ホールで新作の公演を行う。それに先立っての会見に参加させてもらった。すごい劇団名・・・・だけど、インパクトあるなぁ。2度目のブロガー会見は全く未知の劇団だった。ホールよりいろいろな資料が送られてくるが福岡のどの劇団とも違うタイプのようでわくわくする。とりあえず劇団のHPへいってみると、過去の作品や劇団の成り立ちがわかる。2003年旗揚げというからまだ歴史の浅い劇団のようだ。年2回ペースで公演をうっている。前川氏のブログもあるのだが、これが実におもしろい！！日常の日記なのに、そのまま舞台作品になりそうな勢い。これは楽しみだ〜♪ 会場に着くと過去の作品のDVDを見ている先着陣。時間になり前川氏がプロデューサーの中島氏と一緒に登場。一見恐そうなお兄さん、スキンヘッドだし(^^;; でも、話し始めると優しい感じの若者だ。まずご自身のプロフィール及び劇団設立の経過。作品の方向性などを話された。もともとＳＦスリラー、或いはオカルト系の作品が好きでそういう作品をずっと作ってるようだ。しかし霊感はなく元来恐がりというからおもしろい♪ 抽象舞台というか、説明が結構多くわかりやすい演劇ではないというが、かなりのファンを有することはコリッチのクチコミを見てもよくわかる。その淡々とした物言いは都会的なセンスを感じさせる。かと言って熱くないわけではなく、今回は東京を始め、大阪、福岡での公演ということを考えても意欲満々ではないか。東京、大阪に並んで福岡ってのがうれしい(^^) さて、今回の作品『表と裏と、その向こう』プレリリースとして紹介された内容は表題に表しているように、生と死とその背景が舞台あり、時間を切り売りする男女の話、ということ。人間は時々こっそり死ねる。というのは前川氏の幼児体験に基づくものらしい。なんだって本当のことなどわからない、信じるものが勝ちだ。私だって死後の世界を信じているし、宇宙人もいると思う（自爆） それはおいといて、これはかなりオススメできる作品ができあがると思う。会見出席者には地元劇団の作家、演出家も多くいて彼等にもとても影響を与えているようだった。私としては中央から良い作品を呼んで見せてもらい、その結果地元の劇団もレベルアップしていけば、喜ばしいこと2倍(^^) みんなでイキウメを観よう♪
「表と裏と、その向こう」作・演出：前川知大
出演：浜田信也、盛 隆二、岩本幸子、森下 創、緒方健児
/ 西牟田 恵、内田 慈、安井順平
主催：(社)日本劇団協議会 創作劇奨励公演
企画制作：イキウメ
前売り開始：2008年5月17日（土）
料金：前売3,500円 当日3,800円（全席指定・税込）
◎福岡公演
期間：2008年7月12日（土）、13日（日）
会場：西鉄ホール（2ステージ） 福岡市中央区天神2−11−3ソラリアステージ6F
スタッフ
作・演出 前川知大
舞台美術 土岐研一/照明 松本大介（enjin-light）/音響 鏑木知宏/楽曲提供 安東克人（&cut）/
衣裳 今村あずさ（SING KEN KEN）/ヘアメイク 前原大祐/演出助手 矢本翼子/舞台監督 谷澤拓巳 棚瀬 巧
宣伝美術 末吉 亮（図工ファイブ）/WEB制作 渡邊由布
会場運営 安元千恵/制作協力 エッチビイ/制作 中島隆裕 吉田直美
協力 ホリプロブッキングエージェンシー 吉住モータース ワタナベエンターテインメント
平成20年度文化庁芸術団体人材育成支援事業
(社)日本劇団協議会主催 創作劇奨励公演
企画制作 〒162-0055新宿区余丁町8-15高木ビル5F-D
Tel.03-3358-2827 Fax. 03-3715-0935 E-mail office@ikiume.jp
