「空中ブランコ」 福岡市民会館 

teru10162008-05-11

15時〜 8500円 アトリエ・ダンカンプロデュース
今をときめく、宮迫博之佐藤江梨子主演。 しかしなんといっても元四季の坂元健児出演に心惹かれた。 おおおお高橋由美子も出るではないか! 速攻で原作を買って読む。奥田英朗作、直木賞受賞作品。 おもしろい! これを倉持さんが膨らませるんだな♪ 市民会館の3階席(1スロープだが)なんて見れたもんじゃないので、チケット発売日に購入。 8列目良席確保(^^)v 舞台はサーカステント内部、楽屋と空中ブランコ部分を組み合わせている。大掛かりな舞台だ。期待♪ ノー天気な精神科医者伊良部(宮迫)はブランコから落ち続けるフライヤーの公平(坂元)を来院をきっかけに自分にも空中ブランコをさせろと迫る。 セクシー看護師のマユミ(サトエリ)は超特大の注射を打ちまくり、外国語を駆使しその素晴らしい肢体を超ミニの白衣で魅せる。 落ちていたのはキャッチャーでなく自分のせいだと気がついた公平は気持ちを変えて裏方に回ろうとするが、伊良部のせいで足を骨折した若いフライヤーを見てやっぱり自分が飛ぼうと思い立つ。 サーカス内のいろいろなメンバーの思いを乗せて・・・ 単純なストーリーだけに役者の演技のうまさがとても表れた作品だった。 高橋由美子もよかったし小林高鹿もいい舞台俳優だ。 なんといってもストレートプレイならぼくもとさきこ。 味があるんだな〜 苦悩の猛獣使いをよく演じていた。 私の四季友の多くが支持するサカケンはその素晴らしい歌声を封印したまま飛べないフライヤーを演じきった。 サーカス団員にはプロのアクロバットチームも出演していて、ドラリオンにも負けない程のパフォーマンスをやった。 G-Rocketsというアクロバットダンスカンパニー。 最初は知らなかったので、えっ?なんで役者がここまでできるの?と驚いたのだが・・(^^;; 多くのミュージカル俳優が出ているのに歌が少ないのは残念だったけど、ストレートプレイでも十分に楽しめた。 それだけの実力があるってことだな。 客席は満席、カーテンコールで宮迫氏は「福岡最高!」を繰り返していたw お世辞でもうれしいですヨ(^^)また来てね、伊良部センセイ♪