「愛のテール」 ぽんプラザホール ネタバレ

teru10162008-05-09

19時半〜 ラブチケット4600円/2人 ニットキャップシアター
友達(女性w)とラブチケットで観劇。 やっぱりおもしろいな〜ニットキャップ♪ 役者全員で象徴的な動きから始まったこの作品、最初から目が離せない。 あのイントロって工夫されているな〜と感心。 ユカリは交通事故で顔を15針縫う大怪我をおった。 それから昼寝て夜起きる、片付けない、着替えない、何もやるきのない生活を送り続け一緒に暮らしているアキラに心配をかけている。 アキラはユカリの両親に連絡をとり結婚の意志を示す。 ユカリは精神的に傷ついている今なぜ結婚?と不満感を隠さない。 恋人や家族にこれだけ愛されているのに彼女の心は暗い。 妄想の中で自分勝手な国民だらけの国を作ってしまう。 それは母がいつも歌っていたちあきなおみの「喝采」の歌詞のイメージから。 きっかけが喝采ってのがごまのはえさんらしくて笑える。 おそらくこれを知ってる世代のほうが少ないんじゃなかろうか? 妄想内の人物はユカリそっちのけで大きくなっていく。 あ、人だけじゃなくてイヌもいたし(笑) やっと最後に自分で立ち直ったユカリは服を着替え、家を出て走る! 追いかけるアキラ、そして二人は・・・・・あとの解釈は自由だろうw  主人公(阪本麻紀)が魅力的だったな〜あのやるせない表情といい、スレンダーな肢体といい、こういう中性的な女性って好きなんだ〜〜♪ ニットキャップシアターの役者さんではないらしいが。 歌も踊りも派手な演出で楽しかった。 特にtrfの歌のダンスよかった〜〜〜〜〜♪ 福岡ではあまり見られないけど私は好き(「ぎゃ。」や「藍色りすと」が最近やってるね)役者さんはせりふだけでなく踊りも歌もやらなきゃだから大変だろうけど。。。他にもお母さん(日詰千栄)の関西弁はすごい温かい感じで良かった、方言ってスパイスだよね♪「ホットコー」って・・・(爆)お父さん(大木湖南)はとてもカッコイイんだけど、いつ観ても 中川晃教・・・・に似ていると思うんですヨ・・汗 女王(ごまのはえ)も・・・すごかった・・最前列で凝視してしまったけど、よくあれだけできる!ふとぎゃ。の中村さんを思い出した私って? 演出については切り替えが良くて、だらだらしてないし、テンポ良かった。 舞台大の白い布とそれを天井からとりつけている6本の紐といくつかの箱。これだけのシンプルな装置でいろいろな場面を表現していて日常の話なのに非日常も感じさせた。シンプルな舞台はどろどろのセリフも包み込んで消化する。実におもしろかった(^^)v