「クライマーズ・ハイ」 映画

teru10162008-07-27

夫婦割引 1000円 
堤真一は映画人だな〜と思う。 まあ舞台で観たことがないせいもあるけれど、映画ではすごく輝いているような気がする。映画だって数本しか観てないけどね。 3丁目の夕日、ほか2〜3本かな・・ TVも映画も舞台もほんとにこの5年の間にしか見ていないので、堤真一のすごさはわかってないかもしれないけど・・でもたった数本でも惹かれるってのはやっぱりそれだけのものがあるからじゃないのかな。 それは堺雅人も同じで。。。 たまに雑誌で観て、なんかにやにやした小さい男だなって印象が映画を見てものすごく変わる。 この人は先日観たアフタースクールで見方が変わった。 篤姫にも家定役で出てるらしいけど、見てないし(^^;; まあ、こんなでせっかくのキャスティングも私にはあまり意味のあるものではない。 この映画はテーマで選んだ。 あの航空機事故のニュースは今でも思い出す。 結婚したばかりの頃、お盆休みで実家に帰っていたとき・・・ニュースを見て。。。飛行機が消えた??実際はレーダーから消えたってことだろうけど、一瞬神隠しというか蒸発、或いはハイジャック、を考えたが実際の事故はすごく悲惨なものだった。 あの数日は新聞にかじりつきだった記憶がある。 その後、そこへ行った救助隊の人の手記というか記録を小説にしたものを読んだ。 すごく生々しかった。。。 この映画は事故に対して報道の立場の人を想定して作られたものだけど、ある出来事に対してさまざまな立場の人がいるということが良くわかった。 ひどく重い展開で最後の得ダネもボツってしまったけど、最後の最後に自分の子どもに心を開けて本当に安堵した。 作品としてはこの最後の意味は?になってしまったのかもしれないけど、私は救いのある結末でよかったと心から思った。 23年目の夏もひどく暑い夏だ・・・