18時〜 1000円 UNIT RE16X
旗揚げ公演、ちらしは随分前から観ていたし、感じは良かったのが、知ってる役者もいないし、なんとなくほっておいた。 早めに仕事が終わったこの日、偶然平日公演があるのをＦＰＡＰで知って行ってみることに。 公演名の「クワトロ」は猫の名前であった。 実際には登場しないのだが、彼（彼女？）の存在やその死が話の重要なキーになっていた。 男２人、女１人の仲良し３人組の中ででカップルができるとぎくしゃくするというのはよく聞く話だが、それからさらに飛躍して、死んだ女性が一時期現世に戻ってくるという展開はおもしろいものだった。 なぜ死んだのかそのときはわからなかったのだが、どうも自殺しようとした女性を庇って死んだらしい。 そういう肝心なとこを見逃すと展開はわかりにくくなるよね（反省） 声の仕事（ラジオ）ということで舞台下手にＤＪスペースがあり、ちょうど外から見えるスタジオのようでなかなか有効な使い方をしていたと思う。 役者は全て初見だったけど、真面目さがとてもよく出ていて好感を持った。 惜しむらくは主要キャストの秀哉が硬いというかセリフががちがち、大事なセリフを噛んだりしていたのが残念だったかな。 麻衣子役、浩一役は自然でとても良かった。 音楽と照明がとてもきれいで都会っぽい感じがした。 天神ど真ん中のアクロスはきっと使用料が高いだろうけど、安い観劇料で気の毒だった。 しかも私が観た回は観客が十数名でやっぱり平日公演の厳しさを感じた。 もっと知名度が上がれば観客も増えるのだろうけどね。ウン
