「嵐になるまで待って」 西鉄ホール

teru10162008-09-06

19時〜 5500円 演劇集団キャラメルボックス
これは素晴らしかった!!!! 話、役者、歌、踊り、演出全て私好み〜ヾ(*´▽`*)ノ彡☆ ホールに入った瞬間から演劇空間に入りこめる舞台セット。 室内と屋外をうまく配置して両方のセットができていた。 しきりとなる壁はガラスになったり、鏡になったり、自由自在☆ 小説「あたしの嫌いな私の声」から舞台上演、もう4回目らしい。 人気作品なんだなぁ。 ろう者が役にいるので手話もキーポイント。 自由に手話を操る役者たちだけど、きっとこの作品のために練習したのだと思う。 私は全く手話はわからないので、感心するのみ。 声優のユーリは高杉と争う波多野の2つ目の声「死んでしまえ」を聞いてしまう。 それを知られた波多野はユーリの声を出なくしてしまう。 波多野の姉雪絵はろう者で2人きりの姉弟は互いに支えあって生きてきた。 姉に危害を加えるものに対して第2の声で強力な暗示をかける波多野。 それに気づいたユーリは広瀬教授や幸吉らと雪絵にユーリの声を元に戻してくれるよう波多野に言ってくれるよう頼む。 それを知って激怒する波多野はついに嵐の夜にみんなを殺そうとする。 それを止める雪絵の言葉に愕然とした波多野は自害してしまう。 波多野がここまで異常な状態になることは姉思い以上のものがあったのだろうな・・ 確かに波多野は自分の力を間違ったことに使ったのだが、私にはどうしても彼の自分でも制御できない辛い思いが感じられてならない。 成井さんのパンフ挨拶文の中にコミュニケーションが問題になっている今だから伝えたい、そんな作品です。 とあった。 すごくせつない気持ちになった・・・・それを救ってくれたのが広瀬教授のひょうきんさ(大笑) これだけシリアスなドラマの中なのにさりげなくギャグやボケをかます。 それがまたほんっとにおもしろい♪ 西川さん最高! 波多野役の細見さんもいつもかっこよくて大好きです。 そしてユーリ役の渡邉安里ちゃん、すっごく可愛かった(*^-^*) カーテンコールが4回? あまりに続くのでなんだか気の毒になってしまった。 終演後のロビーでは加藤さんが物販の声をはりあげている。 高杉のブロマイド!安い!とか売ってたけどなんで波多野のはないの?(--、) はい・・キャラメル最高でした(^^)v