「さんしょう太夫」 ももちパレス

18時〜 市民劇場月会費1800円 前進座

おなじみのあんじゅとづし王の話。 どんな本で見たのか記憶すらないのに、盲目の母が「あんじゅ〜恋しや、ほうやれほ〜・・」と歌う姿の印象ってかなり強く残っている。 幼児体験ってやっぱりすごいもんだな。 前進座の歌舞伎的な手法ってレベル的なことはわからないのだが、見ててほ〜っとなる。 あの上半身を動かさずに歩く歩き方。真似してみたが簡単にできるものではない。 他にも多々あったようだが知識がないのでもうやめておこう(突っ込まれそうなのでw) 人買いに買われたあんじゅとづし王姉弟はその辛さに死のうとしたところを他の奴や婢に助けられ、のちづし王を逃がすこととなる。 そのためあんじゅは拷問責めになり死んでしまうことになる。都で一旗たてたづし王は姉を探すが・・・・ラストの太夫の処刑されるシーンは息を呑んだ。 実の子にのこぎりを引かせて太夫のクビを落とすのだ。 あの時代のあだ討ちの精神そのものの怨念のすごさに驚くとともに私が見てきた「あんじゅとづし王」がなまっちょろいものだったことを知る。 歴史って思うより厳しいものなのだな。 久々の1日3本連荘はハードだったけど楽しかったv(^∀^*)