「ブロードウェイ♪ブロードウェイ コーラスラインにかける夢」 映画

teru10162008-10-29

レディースデイ 1000円 
ミュージカルファン必見ということで、というか映画のコーラスラインはビデオで何十回も観てるほど大好きなのだ。 2006年にブロードウェイで再演される舞台「コーラスライン」のオーディション風景のドキュメンタリー映画。 TV番組ではよくありそうな題材だけど映画にするってところがすごいというかしたたかな感じ。 初演(1975年)時の映像も時々挿入され感動物だった。 作者のマイケル・ベネットはエイズで亡くなったそうだが、今回パンフを読んで初めてこの作品が彼の人生を模したものだったということがわかった。 ドラマチックな一人一人の語りもオープンリールのテープレコーダーから流れてくる。 こんな個人情報を舞台に使っても良かったのだろうか? もちろん了解はとっているのだろうけど。 映画で観たときはやっぱりゲイが多いんだなとは思ったのだが、オープンなアメリカにあってもやはり日の当たらない部分ではあるのがわかる。 20年ほど前にメルパルクで舞台(四季ではなかった)を観たのだが、これはどこがやったものだったのだろうか? 字幕だったような気がする。 映画で出ていた役の人もいたことを覚えている。 何も情報を覚えてないのが残念。 なんで公演を知ったのかどこでチケットを買ったのか・・・ 記憶って曖昧。 だから今記録をネット上に残せるのは助かる。 四季の公演は福山で観た。 かなり期待していったのだが、やはり映画のイメージが強く印象に残らなかった。 しかし、四季も初演メンバーはかなり良かったらしい(初演を見た人から聞いた) さて、オーディション風景は振り落としから始まる。 映画と同じ曲を何度も繰り返してざくざくと落としていく。 そして19人に絞られて・・・さまざまな役を数名で争う風景をドラマチックに見せる。 陽と陰、最後は辛いけど。 再演の舞台にはなんと日本人が出ていたのだ高良結香さん。 身近に感じられてやっぱりうれしい。 長いオーディション風景を100分近くで見せるのだからあわただしかったけど、オーディションの大変さはとてもよくわかった。 自分には縁はないけど、舞台を作るということはオーディションも含めてすごい大変なんだといまさらながら実感。 だから一所懸命見ないといけないなと思う。