「きみのなかのえもの」 湾岸劇場博多扇貝

teru10162008-11-08

20時〜 貝合わせ券3000円 最新旧型機クロックアップ・サイリックス
新劇場の誕生、扇貝?わくわくする響きだ。 円形ホールとかもあるし、イメージは末広がりの劇場。 場所がサンパレス内にあり、コケラ落しがクロサイときたので、川原さんの口利きなのかと思ったらまさしくそうだった。ポストトークでコケラ落し第2弾のあなピグモ捕獲団の福永氏とU・G・Channelの権藤氏と一緒に劇場のなれそめや目的、今後の展開などを話された。 一言でいうと練習・本番を含め2週間以上の連続利用を前提とした劇場としたいらしい。管理・運営は「合同会社福岡シアタープロトコル」きっと興味津々な劇団関係者も多いと思う。さて、扇型というか、バームクーヘンの1辺のような形のこの劇場、30人はいればいっぱいって感じ。 天井も低くて、背の高い役者さんは作り付け照明に当たりそうな感じ。靴を脱いで桟敷席に座る。まさにシアターポケットの再来だ。サンパレスの中にあるだけにちょっと場違いなイメージがあるのは目をつぶろう。 安くて趣のある使いやすい劇場。 これこそが劇団関係者たちが待ち望んでいることだろうから。 私たち観客も交通の便が若干悪いけど、安い駐車場も近くにたくさんあり、なかなかの立地である。 さて、コケラ落しのクロサイのお芝居は、自転車でかけぬけ、ことばのシャワーを浴びせるいつもの観念的な演出で。 役者が自分のやるべき役をやっているという感じで心地よかった。 しかし・・・・最近はいつも思うけど(実際そうなのかも)女が強くて、男情けない。 それがネタ元の芝居が多い。 脚本が男性であってもそうなのだから自覚してるということか。 子どもが2人とも男の私としては非常に不安が大きい事実だ。 まあしょうがないとは思う。 自業自得というか。 ともかくオープニングにふさわしい公演だった。 これからにも期待します(^^)v