「佐賀のがばいばあちゃん」 ももちパレス

teru10162008-12-10

13時半〜 市民劇場月会費1800円 劇団NLT
サークル解散となったので残念ながら最後の例会となった。 島田洋七の自伝、「佐賀のがばいばあちゃん」本がベストセラーとなり、TV、映画、さらに舞台とすごい広がりを見せて、ついにNLTによる今回の舞台ができた。 おばあちゃん役の阿知波悟美ってどこかで聞いたことがあると思ったら、レ・ミゼラブルでテナルディエの妻をしていた人だ!!! 残念ながら前回博多座に来たときは彼女の回を見てなかったのだが、公演プログラムにすごい迫力の妻の写真がぁあ!!(^^;;  森久美子にも負けないくらいだったが、ばあちゃん役の阿知波さんは芯は強そうだけど、ほっそりとして、全く別人のようである。 さすが、女優〜♪ 島田洋七、本名徳永昭廣(あきひろ)でステキな若い役者さんが演じている。 子役ではなく20歳の設定である。 野球の夢破れて、大学も辞めて、バイトも辞めて幼い時期を過ごした、佐賀のおばあちゃんちに戻ってくる。 そこで幼馴染たちと会って・・・・昭廣役の弓澤くんも可愛いのだが、やはりこれだけハイレベルの役者が揃う舞台は安心して観ていられる。 いや、若くて演技もまだまだの役者だってそれなりの見方ができるのだが、たまにははらはらせずに観るのもいいかな、元どろぼうの佐野も悪くないのだが、目だっていたのは昭廣の母役の杉山美穂子。 すごく魅力的な未亡人で、女性から見ても最高だった。 長男の隆(池田俊彦)その妻房子(安奈ゆかり)とのかけあいがおもしろかった。 隣のウメさんも実際は妙齢な女性で驚いた。 おばあちゃん役って難しいだろうな〜  メジャーな作品だけに観客数が最高で(会員でも毎回全員観るわけではない)人気のほどをうかがわせる。 私はといえば、とにかくこれが最後になるかと思ったらなんだか悲しくて本筋と関係ないとこでうるうるしていた。 あーやめたくないなぁ〜〜〜・・・・ 来年から月会費が2000円に上がるけど、それでも九連のほかの地域よりはるかに安い。 う〜ん。。。新劇の衰退を説く人や文も見るので、迷うのだが、それでも安心して観れる演劇として市民劇場をキープしておきたい気持ちは大きい。どうなるかわからないまま劇場をあとにした。はー