「ミス・サイゴン」 博多座

teru10162009-02-04

18時〜16000円 東宝ミュージカル
うわ・・・同じ演目が続いたのはblog始めてから初めてじゃないか?(^^; まあ、ちまたのサイゴンファンたちに比べれば私など可愛いものだが、今回は突発的に買ってしまった。。 前回のエンジニア橋本さんがカテコで「チケット買ってよぉ〜〜」って。 もう策略とわかっていながらついつい・・・バカですね。 はい。 でも、無理やりに観れる日をひねり出すのも楽しい作業で。 市村さんも早く見たかったし、もう一度井上クリスを見たかったし。 水曜なら早めに帰れるし、たぶん大丈夫だとw 久しぶりの市村さん、ラ・カージュは見逃したので、詐欺師とペテン師以来だ。 ほんとにスバラシイ存在感。 この方はそんなに大きい人じゃない、歳もお召しだし。 なのにこの大きさってなに?? ずっと聞いていたCDと全く変わらない声。 10年以上前だよね? 驚き・・他のキャストは誰一人残っていないのに。 あ、鈴木エレンがいた。 彼女も変わらないな〜〜 A席下手だけど8列目あたり、まあまあの席が空いていてラッキー♪  市村、井上、岡、この三人が異常に好きかも。 ミュージカルの申し子達。 あんまりTVに出ないところも好き。 舞台一筋な人に憧れる。 新妻さんもすごい、だいたい日本人が英語環境にあれば、絶対ブロードウェイの舞台にも出れると思うんだけど。 黄色人種が出る演目は少ないけどミス・サイゴンのキムだったらアジアの女性ってのが条件だったのだから。 今回も涙がほろほろ出たのは「命をあげよう」と「ブイドイ」「私の小さな神」どうしても子ども絡みのところで泣ける。 クリスとの恋はどうも受け入れられない。 戦争がどんなに過酷かは知りようもないが、その為に女性を慰みにしていいものか。 これだけ強い女性だったキムがなぜ自分の命を絶ったのか、死ぬべきでないという人もいる。 私もそう思っていた。 でも戦争や貧困はそんなに甘いものではないのだ。 自分が守れる確信がなければ子どもの為に究極の選択をする、そんな女性の引き裂かれる思いが徐々にわかってきた。 ミス・サイゴンは間違いなくキムの物語だ。