「なまもの」 青年センター

teru10162009-02-21

19時〜 495円 ユニットbites
男性二人のユニット、旗揚げ公演とのこと。 東京の人らしい。 舞踏家って書いてたので、演劇なのか、ダンスなのかわからなかったのだが、演目が岸田國士なのと、ちらしがやけに挑戦的で行って見ることに。  気軽に行けるのがワンコインのいいところだ。 いつも予約せずに行ってる。 高橋洋介、坂本三成・・・二人とも国際人で勉強やら修行やらをニューヨークやヨーロッパ、アジアでやってきたというプロフが、すごい。 しかも演出の野崎さんって方もモスクワでスタニラフスキーシステムの俳優教育を学んだ方らしい。 大きく構成は2部で一部では同じセリフのやりとりを3〜4のシチュエーションで繰り返す。 ここはテンポよかったな〜 2部では岸田作品の「命を弄ぶ男ふたり」 自殺希望の男性2人が鉄道飛び込みの場所で偶然出会い、なぜ自殺したいのかとか、自分の人生を語りあう。 自分語りの長さに少々飽き気味、。 でも自殺したい人ってそういうものかもしれない。 そして話を聞いてくれる人がいればもう自殺する必要はなくなるのだ。 二人とも説得力のない理由を延々と繰り返すことが現代の世の中を表しているのだろうと自己完結。 なかなかの力作で旗揚げとしては成功かな? 客の入りはもう一歩で宣伝不足の感はあった。 終演後、ワンコイン実験シアターの存続のためにカンパを、と言われて小銭を入れたけど、え? あそこもなくなってしまうの? それは困る。小銭じゃダメだったかも・・・・( ̄_ ̄|||)ガイーン