「受付」 アクティブハカタ地下スタジオ

teru10162009-02-22

15時〜 1500円 劇団無限
別役実作品、たぶんさまざまなところで公演されている演目。 聞いたことあるから。 しかし、2人芝居って1人芝居の次に難しいのではないかと思う。 先日の「なまもの」もそうだったけど2人の掛け合いで1時間持たせるってのは至難の業だ。 劇団からの案内の葉書にいつものように役者さんの直筆でひとことかかれていたので、行ってみたい気持ちに拍車がかかった。 スクールがバックにある劇団は制作面は強いと思う。 稽古も公演も自分の劇団のアトリエでできるんだからね〜  今回は2キャスト、2バージョンで4日間、8公演づつ。 前売り、当日が同じ値段なのも助かる。 会場に着いたら、ちょうどスクール生なのか小学生の集団が帰っていっているところだった。 未来の大女優たちだ(女の子ばっかりw) 「受付」の受付wに林雄大さんがいた、わ、ラッキー♪(*^^*)  ちょっと話しかけてみたかったけど(次回の出演予定とか)ヒトミシな私には無理でした(酒入ってないしw)  冗談だが、ここはいつもお茶をふるまってくれるし、感じはとてもいい。 また来ようという気分になる。 「受付」は前知識はなかったのだが、別役氏の不条理劇ということでさてさてどんな劇やら?と。 かみあわない会話というのがこんなにはたで聞くといらっとくるものなのかとは初めて知った。 女役の泉さんはとても可愛くて以前の公演でファンになったのだが、この役はものすごい。勘違いの塊といった女だったけど、ラストにはぞっとするおちがあって、これが不条理というものかと大きく納得したものだった。 そこへいくと男役の竹田さん、あまりにどこにでもいる男性を演じていて(演技だけ?)その普通さに共感を持った。献体とかアイバンクとか臓器移植とかは私も以前からいろいろ考えている部分があるので、この一方的な受付嬢には賛同、非賛同両面からの見方ができた。 アプローチは間違っているけど、考えるべき事柄ではないだろうか。 約1時間、ちょうどいい時間の非日常を楽しんだ(^^)