「九州交響楽団&岩崎宏美」アクロス福岡シンフォニーホール

teru10162009-06-09

19時〜 7000円  主催 九州交響楽団
先日、今拓哉と入籍を発表したばかりの岩崎宏美、そのニュースを知る前にチケットは購入したのだけど、幸せな彼女の歌声を聞けるなんてうれしい。 久々のシンフォニーホール、きれいだな〜〜 このシャンデリアが本当にステキ♪ あまりコンサートには行かないのだが、ミュージカル俳優としても名を馳せる彼女の歌と九響って絶対合うよね、と思って。 ミュージカルナンバーも歌ってくれるだろうと期待。 彼女が歌ったのは、ロマンス/万華鏡/思秋期/夢やぶれて/好きにならずにいられない/すみれ色の涙/ただ・愛のためだけに/シアワセノカケラ/聖母たちのララバイ/始まりの詩、あなたへ/   ミュージカルは「夢やぶれて」だけだったけど、他の全ての曲も歌えた。 すごいな昔の歌って。 そんなファンだったわけでもないのに。 しかもカーテンコールで歌った「始まりの詩、あなたへ」は今でないと歌えない、これだけの年月を経てきたからこそ歌える歌だと思った。 涙じわっ・・・・ 指揮者の鈴木織衛さんは実によくしゃべる方で、塩田さんもそうだったけど、指揮者ってしゃべらない仕事だからしゃべりだすと止まらないのかな? 今さんのこともよく知ってらっしゃるようで、入籍の話しから楽団との共演の話しまで実に楽しい会話をしてくれた。 岩崎さんもトークが上手でコンサートがいつもたくさん入るのはそういうわけなんだろうな。 しかし、先日大阪シンフォニーホールでは1800人の全員がマスクをしていたとかでそれって異常な光景だわ(笑 アルバム『PRAHA』はチェコ・フィルハーモニー管弦楽団と共演したものを収録したもの。 楽団に負けない声を持つ岩崎さんならではの共演なのだろう。 九響の定期演奏会では申し訳ないが寝てしまう私なのだが、こういう共演ならば大歓迎♪ 10代でデビューし、結婚、出産、離婚も経験し、決して順風満帆とは言えない人生を送ってきた彼女だが、この年齢を重ねてこその今が言葉や歌にあふれている。 実は家を出る前にホスピスに入院していた親戚が亡くなったと知らせを受けて、落ち込んだ気持ちででかけたのだが、彼女の歌に、楽団の演奏に癒された。 ありがとう。