13時〜 6000円 北九州芸術劇場プロデュース
千葉雅子作、Ｇ２演出。 これは楽しかった！！ 話しもよかったけど、役者最高。 2年前に同劇場で「地獄八景・浮世百景」を見たときはほとんどの落語ネタを知らなかった。 でも今回はだいぶわかるようになったぞ。（それでも４つくらいだけど） やっぱり知ってる話しが入ると興味深くなってくる。 頑張って落語も聞きにいこう〜 いろんな話しがミックスされているが、1本筋の通った作品になっている。 文七が落とし、勝五郎が拾った五十両を、お久が仏像の中に隠し、さらに文七がついた嘘で、源兵衛と碁をしていた柳田が疑われ、おさき・善六夫婦も一度ついた嘘（インチキ占い）がもとで、５０両を探すはめになり、あわせてその仏像を仲立ちした清兵衛が千代田朴斎と格之進の譲り合いにはさまれて・・う〜ん、あらすじを書くのは難しい（＾＾；； その登場人物たちの魅力的なことか。 基本いい人ばっかり出てくるので、安心して観れた。 時代劇はあまり得意ではないのだけど、日本人というだけでこういう義理人情の世界にはゆるっとはまりこむ。 大好きなキッチュを始め、戸次重幸、小西遼生などイケメン男優は登場するだけでメロメロ、センター6列目という絶好のポジションで、特に小西くんはマリウスから１８０度違う役だったのに、いい感じで役に入ってた。 ＮＡＣＳは基本お笑い系かな？ と思ってるのでそのまんまだよ。 しかし・・・戸次さんの腹筋すごかった、割れてた。 花緑さんも、中村まことさん、植本潤さんもその味わい深さはさすが！ 女優陣も魅力的で、松永、須藤姉妹はテンポばっちり！だし。 いとうあいこちゃんは初々しいし、蘭香レアさんは色っぽい。 キッチュ好みに仕上がったよ、きっと。 そしてこの2人が舞台を締めた！ 西岡徳馬さんと吉田鋼太郎さん、この方々は役の上でも稽古場でもきっと重要だったと思う。 これだけいい役者さんをたくさん使っているのに、それぞれが薄くならず存在していたのが素晴らしかった。 もちろん、飛ぶ劇の有門さん、ブラボーです♪ お子さんが産まれたばかりだそうだ。 全国公演、お疲れ様、残りは大阪、名古屋、札幌、新潟、仙台（＾＾）ｖ
