「スタニスラフスキー入門」演劇書を読む会

teru10162009-06-17

19時〜 赤煉瓦館
演劇書を読む会、今回は「スタニスラフスキー入門」ジーン・ベネディティ著、松本永実子訳。 頑張って読んだのだが、1回目、全然わからない。 2回目、それでもあまりわからない。 3回目・・断念(^^;;  やっぱり私には演劇書は荷が重いな〜  それでもスタニスラフスキーの伝記としてはおもしろかったし、いつの世にもどんなジャンルにでも、こういう先駆者はほんとに純粋な気持ちで新しいことを構築しようとしているのに、なかなか認められることがない。 結局亡くなってから数年たって本人の著とは別に功績を記録してくれる人が現われる。 残ればいいほうかも。 結局は闇に葬られたままのことだって結構あるのかもしれない。 そう考えたら、記録って大事だな、と思う。演劇の歴史を知るって観劇サイドでもこんなに見る目が変わってくるのだから、演劇者サイドではもっともっと大事なことだろうと思う。 現在の劇団などで行われている、公演に向けてのアプローチ方法はさまざまだろうけど、このシステムはやはり演劇の基本として知っておくべきじゃないかな〜  たぶん、知ってるのだろうけど。 なんにも考えずに演劇を見てきたけれど、いろいろ知っていけば、また違った見方ができるかもしれない。 それにしても、もっと人が集まるといいのになぁ〜次回は8月第3水曜日、同場所で。課題本は「海の沸点」 (坂手洋二 作 ハヤカワ演劇文庫「坂手洋二2」-1,260円-に所収)