「第三章」 ぽんプラザホール

teru10162009-07-08

19時半〜 2000円  グレコローマンスタイル
『第三章』、まるでピアノのように芸術的で、なんだかあら?っといういう感じで流れていきそうな題名、しょっぱなからボレロの音楽が流れて、それにあわせて踊るキィ。 いっきに物語へ入り込む。 内容をあまり把握してなかったけど、とにかく男女の話しだということはこないだのカフェ芝居でわかっていた。 でもありきたりのラブストーリーでなく、マイノリティな愛の話。 それにしてもガラパの松野尾くんとグレコの山下さんのペアは意外過ぎ。  だって二人とも男っぽさ全開なのに。 だからおもしろかったってのはあるかもしれないけど。 一方眞島さんと野口さんはまじでありな感じ。 ワタシは残念ながら彼女らの気持ちはわからないけど、何に愛を感じるのかってのは本能なんだろうな〜と思う。 1対1の男女の性愛が一般的なこの世ではジェンダーフリーを論じても「ジブンハチガウ」って気持ちが先に立つ。 ネタにはなっても真髄から理解はできない。 同性愛以外にも、たとえば一夫一妻制はそういう慣習であって、生物の本能ではないという考えもあるし。 ありゃ・・・脱線(^^;; 第三章はホモのカップルとレズのカップルのそれぞれのパートナーの取り違えの話し。 結局、うまくいくかな〜と思ったカップルはうまいかずにそのカタワレ同士も惹かれあいながらも結局は先を見越して一線を越えず。 ちょ〜っと悲しいお芝居でもあった。 結構たくさん出ていたが、個性的でいい味付けの役者さんばかりで楽しかった。 ゲイ、ホモ、オカマ・・の意味の違いを何度も聞くけどよくわからない。 2人のオカマちゃんには十分笑わせてもらったけど、彼等も真剣なのよね〜 こういう人間臭いお芝居大好きです。 ロビーで販売のグレコTシャツ見たかったんだけど、時間がなくて残念。 次回もまた販売してほしい。