「百年目の眠り姫」 早良区市民センター大ホール

teru10162009-09-04

19時〜 3000円  劇団SAKURA前戦
大好きなお芝居を見せてくれるSAKURA前戦、伊織さんと池田さんのペアはたぶんキャラメルボックスのレベルだと思うし、見応え抜群! しかし、そのほかの役者さんがなかなかついていってないというところがここの課題なのではないだろうか。 地元福岡の劇団というのになぜか他と違う、観客層は身内が多い(?)役者レベルに差がある、客演を使わない、客席に他の福岡の劇団員を見ないってのは何か確執があるのだろうか?? どうもその辺は理解ができないが。 使う劇場や公演代金にもちょっと差があるのは不思議な感じだ。 3000円が高いとは思わないのだが、他の地元劇団に比べたら高目設定なのはなぜだろう?  ディズニーの「眠れる森の美女」をモチーフにいばら島を舞台として物語は展開する。 いばら島を思いがけなく相続した八神は詐欺の常習犯、良心のかけらもないだろうという外観としゃべり方。 だが、その島を守っていた無敵の女「とわ」は八神につきまとう。 あきらかにロボット(アンドロイド)であることがばればれなとわではあるが、なぜか心を持っているのが普通とちがう。 やがて八神と彼をとりまく人間たちはこの島の秘密を知ることになる。 「とわ」の名は永遠の意味であった・・・ ストーリーはいつものようにファンタジーSFっぽい感じ。 私は好きだけど、嫌いな人もいるかもしれない人間くさいドラマ。 いつも印象が同じなのは安定してるってことでいい面もあるけど、マンネリな面も。 他都市公演に耐えるレベルがなんなのかは私にはよくわからないけど、前回の東京公演が厳しかったのはカーテンコールでの伊織さんの挨拶が涙ぐんでいたのでよくわかった。 可哀想だったけど、ここが伸びていくためには避けられないことだろう。 私には応援するしかできないのがつらいが。