「HIGAN」 ぽんプラザホール

teru10162009-09-05

19時〜 ペア券1500円  劇団マニアック先生シアター
好きな役者さんが勢ぞろいだったのですごく楽しみにしていた。 そうしたら、もう一人お初の役者さんが気にいってしまった・・ けいすけ(こうすけ)役の村井善幸さん、こういう雰囲気の人が好みなんです。 一見クールに見えて、熱い心を持っていて、やっぱり寡黙な人。 もちろん、役がそうだったということでしょうが。 たろう役の手島さんとの絡みが実に良くて、男の友情っていいなーとほんとにうらやましく思った。 研究者役である高野さんは偏った愛情を持っていて、哀れで可哀想な役。 私自身は兄弟をここまで思うことがなかったので、つらいだろうな〜と同情しきり。 ある経営難に陥った工場の社宅である長屋で、ラインが止まって毎日が暇なたろうとけいすけ。 将棋やおしゃべりで時間をつぶす。 同じ従業員であり研究者である男(名前忘れたw)は死んだ妹をモデルにしたロボットを作り、自らを慰めていた。 だが、死因であった井戸に同じく落ちた男(こうすけ)と妹はあの世とこの世の境で恋におち、ロボットの妹とその男の息子(けいすけ)もまたダブルように恋に落ちる。 (と、理解したけど違うかも) なぜか太郎の女房役で声だけの出演と、井戸で死んだ番町皿屋敷のおきくは峰尾かおりさん。かおりさんはいろんなところにひっぱりだこだけど、やっぱりマニセンでやるときが一番輝く。 ほんと可愛くておきゃんでステキな女優さんだ。 山口さんのじいちゃんも味があって良かったな〜〜 そして妹役(ロボットと幽霊?)の永幡さんは2つの人格をうまく使い分けていて良かった。 しかし、ホントに子どもと年寄りはそれ以外の者に見えないものが見えるんだろうと思う。 私も早く人が見えないものが見えるようになりたいなぁ。 でもうまくやらないとボケてると思われるw とにかく話しが良くて最初から最後まで飽きなかった。 恐くないSFみたいな感じだったけど、とても心に残る作品でした。 マニセンはまた観るぞ〜〜