19時〜 1500円 集団あしゃしゃ
蝗さん作・演出。 樗木さん以外では初めてかな？ しかも、役者でも出演。 犬だけど。 アンケートを見たら、今までの作品ほとんど観てるんだ、私。 波はあるものの、「また、観たいな」とじわっと思わせる作品の数々。 今回は場所も工夫していて、見る側にはちょっと高級感があるアクロス円形ホール。（きっと値段も高いのだろうが） そこで割にどろどろとした、現実の負の部分ばかりを拾っているような話し。 いや、おもしろかったんだけど、こういう精神的にきつい感じの芝居って、「何か悩んでるのかなー？」と邪推してしまうところがいいような悪いような。 雑居ビルの屋上から落ちて死んだ鈴木氏をめぐって、そのビル内の心療科に通う患者や女医、他に掃除女や狂犬、ねずみ、蠅？・・・・と鈴木氏の同窓生だった「田中さん」 仏教の六道を雑居ビルの階数になぞらえて、どんどん屋上へ向かっていく。 天道、人間道、修羅道、畜生道、餓鬼道、地獄道。 呪文のように唱えて練り歩く。 自分が若いときはひたすら陽の世界を好んでいたような気がするけど、今の若者は早くから老成してるというか、大人だよなと思う。 蝗さんは最後に被り物を脱いだけど、・・・いい男(*^^*) 役者さんではやはり、北さん、古賀さんが目立ってるな〜 樗木さんはギンギラ太陽’ｓの公演に出演するので、今回はパスだったのかも。 また樗木作品も見たいな。 ほぼ満員の観客席には女子高校生が結構たくさんいて、やっぱり若い劇団って高校生の目標なのかなとおもった（無論、演劇をやってるのだと思われ）
