「ハムレットマシーン」演劇書を読む会

teru10162009-10-21

19時〜 赤煉瓦館
難しかった〜〜〜  たった20ページ程の戯曲なんだけど、というか戯曲のような、小説のような、詩のような。。。 内容も激しいし、表現も過激。 ハイナーミュラーというドイツの作家(演出家)が書いたもの。 ハムレットを演じる役者をアレンジして演じる話し、主役の二人、ハムレットとオフィーリアはシェークスピアのそれと同じだけど、とんでもない行動やセリフをあてがっている。 正気と狂気は紙一重と言うが、その線引きなんて誰にもできないのだ。 何度読んでもキチガイ集団としか思えなかったのだが、やっぱり他の人の話をきくと、いろんな見方があることに驚く。 全く別のアプローチとして実際に上演するイメージを持って読み進めるとわくわくするおもしろさがある。 これは○○さんで、これは△△さんに演らせたいな〜とか。 悲劇だけど、喜劇的にもなりそうだし。 漠然と読むより楽しい。 不勉強の極みで、作品の背景も年代も読み取れないけど、日本でこの劇が上演されたら結構センセーショナルなことになりそうな気があする。 次回は浅利慶太の「時の光の中で」12月第三水曜日。