「サロメ」 北九州芸術劇場中劇場

teru10162009-11-03

14時〜 5000円(を割引価格で) アトリエダンカンプロデュース
篠井英介鑑賞。 女方の魅力を味わわせてもらおうと思ったけど、しぐさやプロポーションは確かに女性のものだが、顔や顔はやはり男性・・?? 双眼鏡は使わないほうが良かったかも。 歌舞伎の女方のほうが色っぽく感じる。 まあその代わりに森山開次の踊りを堪能。 指の先まで細かい表情を作る。 やっぱり見応えがある〜〜 江波杏子と上条恒彦という堂々たる俳優の演技と合わせて90分の舞台は物足りないような、すっきり切れがいいような。 サロメの話し自体はそこまでおもしろくはないので、和楽器とのコラボや和風にアレンジしたサロメの衣装などを楽しんだ。 おひきずりの袴のような、和服のような衣装は、幻想的でなかなか良かった。 ウェストをくっと縛っていてかっこいい。 森山演じるヨハネ(ヨカナーン?)は修験者、不吉な予言をしたからってクビを切られたんじゃたまらないね。 翻案といいながらもセリフはオスカー・ワイルドの原作に割と忠実だったのではないだろうか? 「お前にくちづけするよ」というサロメのセリフは本を読んだときにすごく印象に残っていたから。 聖書の話しは難しい。 おどろおどろしい感じの内容だったけど、終わってみればやっぱり森山開次がすごく良かった。 観客は篠井ファンが多かったんだろうな〜 3回カーテンコールで挨拶。 カーテンコールが嫌いな友人がぶつぶつ言ってた。 でも私も3回は多いと思った。 篠井さんはうれしいのかちょっとおどけていたけどね。 サロメだいなしw